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苦手な上司や先輩と「友達」にならずに済ませる方法

苦手な上司や先輩から友達申請が届き、困っている……。Facebookのユーザー数が増えるに従って、周囲でこうした悩みを耳にする機会も増えました。

ここでは職場や取引先でのやりとりの実例をもとに、つながりたくない相手からの友達申請を回避するポイントをご紹介します。

■苦手な上司や先輩を避けるには最初が肝心!

Facebookは気のおけない友人たちとの気楽なコミュニケーションの場にしたいという30代女性。同じ職場の友人とは、どんなに仲が良くても「友達」にならないようにしているそう。以前、職場の友人を友達承認したところ、「知り合いかも?」欄に上司や先輩、同僚の名前がズラリ。慌てて友人に電話をかけ、事情を説明した上で友達解除した経験があるとか。

「職場ではつながりたくないので、Facebookの話題が出たら静かにその場を離れる」という20代男性もいました。上司ににわか知識をひけらかされたり、「Facebookやりなよ!」と誰彼構わず誘われたり……と、職場での上司からのFacebookトークは歯止めがきかない場合も。うっかり口を滑らせる前に、緊急電話やトイレなど、もっともらしい理由をつけてその場を離れることもあるのだとか。やたらとトイレが近いヤツだなと周囲に思われたとしても、背に腹は代えられないそうです。

■検索で見つけられないようにしたい

知人の30代男性は最近、登録名を漢字からアルファベットに変え、タイムライン(プロフィール)も「友達」以外は見られないよう、設定を変更しました。珍しい苗字や名前の人はさておき、多くの人は名前をアルファベット表記にするだけで、だいぶ個人が特定しづらくなります。言うまでもないことですが、プロフィール写真は顔が鮮明に映ってないものを選びます。

先日、大学生の女の子に教えてもらったのは「友達申請されたくない相手は見つけ次第、ブロックしてしまう」という方法。「知り合いかも?」機能や検索で、つながりたくない相手に出くわしたら、即座にブロックしておくといいそう。相手の検索結果にも表示されなくなるし、こちらも苦手な相手の名前を繰り返し目にするストレスからも解放されるので一石二鳥。「知り合いかも?」欄に元彼・元カノが頻繁に表示されてうっとうしい……といった場合にも使えそうです。

■とうとう上司に見つけられてしまった!

つながりたくない相手から、ある日突然、友達申請が届くのもギョッとしますが、「この間、Facebookで見つけたんだけれど、友達リクエスト送ってもいい?」と確認されるのも困りもの。どうすれば、このピンチを切り抜けられるのでしょうか。

女性の意見で多かったのは「友達に誘われて始めてみたけれど、使い方がよくわからなくて……」と、話をうやむやにしてしまう作戦です。じつは「使い方がよくわからない」はFacebookに限らず、携帯メールなど連絡先を教えたくないときにも使われる女子のNGサインの一種。

また、30代男性からは「じつは『恥ずかしいからイヤです』で押し通すと案外、角が立たない」という声も。曖昧な対応は「俺のことが嫌いなのか!?」と疑心暗鬼をあおるため、得策ではないとか。確かに、「恥ずかしい」という理由であれば、「尊敬している上司だからこそ、見られたくない」など、いくらでも都合のいい解釈ができそうです。

このように、さまざまな工夫をこらし、“職場つながり”を回避している人がいる一方で、オン・オフの区別をせずにFacebookを使っている人も大勢います。さらに、「職場はOKだけれど、取引先とはつながりたくない」など線引きの基準は千差万別。まずは「Facebookはプライベートな友人とのやりとりの場にしたい」など、自分のスタンスを周囲に伝えることが何よりの自衛策なのかもしれません。


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