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できるビジネスマンは知っている!効率的に仕事をする考え方とは?

仕事をしている時間が長いわけでもないのに、なぜかあの人は仕事ができる。そんな人が周りにいませんか?このように無駄な時間をかけずに仕事ができる人は「ロジカルシンキング」をすることができる人たちです。ロジカルシンキングとは、ご存知の通り「根拠に基づいた論理的な考え方」という意味合いを持っています。

「自分の経験上、〇〇に違いない」

これはベテランの営業マンやキャリアを多く積み重ねてきたビジネスマンに多く見られる考え方であり、一見ロジカルシンキングとは対極的な考え方のように捉えることもできますが、それは間違い。

彼らがそのような考え方を持つまでに成長する過程では、必ずロジカルシンキングが存在しているのです。

■数字を頭に入れて準備を怠らない

できるビジネスマンの特徴として、まずは顧客のニーズに合わせた売れ筋商品・サービスのあらゆる数字をきちんと頭に入れていることが挙げられます。しかも、何故そういう数字になっているのかという理由付きで把握しています。

その商品・サービスはなぜ売れたのか? 顧客は何を求めているのか? 理詰めで分析を行った上で仕事をするため、的外れなプレゼン・やり取りがほとんどなく、仕事がスムーズに進む確率がグンと高くなります。

また、段取り8割という言葉もあるように、とにかく準備を怠りません。スティーブ・ジョブズは、プレゼンの何週間も前から準備を重ね、10分ほどのプレゼンのために数百時間も準備をして、更にリハーサルを2回やっていました。

多くの優れたビジネスマンは、理詰めでの数字の把握と入念な準備、その両方を怠りません。

■メモの活用が抜群に上手い

「あれ、なんだったっけ?」
このようなど忘れは誰にでもあるものです。このようなときに効力を発揮するのがメモです。

できるビジネスマンは、ちょっとしたことでもすぐにメモを取る習慣が身についています。それはデータで保存されているメモであることも少なくありませんが、それとは別に、自分専用のノートを用意し、二重にメモを取っている方も多くいます。そして、そのメモの内容はきちんと箇条書きで整理されており、ムダがありません。

また、始業前にその日1日の作業スケジュールメモを作成する方も少なくありません。それにより、仕事の優先順位と時間配分が自ずと決定されるので、仕事の流れがスムーズになります。そしてそこには、ロジカルシンキングをもとにした段取りが存在しているはずです。

■情報を「見える化」する

経験を積んだビジネスマンは、自分の頭の中だけで全てのケースを想定することが難しいことを分かっているため、ホワイトボードや整理用のノートなどを使い、マトリクスやフローチャートで情報を「見える化」します。

それによって、自分自身の理解が深まるだけでなく、上司や他のスタッフなどに説明する際も口で伝えるよりもスムーズに進むことを知っています。少しでも複雑だな、と思ったことは、ぜひ図にして理解・説明していただくことをオススメします。

できるビジネスマンの仕事の仕方の一例をあげてみましたが、一朝一夕で身につくものではありません。実践できていないことがあれば、これらのことから試してみてはいかがでしょうか。
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