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玄人っぽい名刺交換ステップ

名刺交換の際、「さすが!」と思える立居振舞いができる人はほんのわずか。私が拝見するところ、相手との距離感の取り方に問題があるようです。まず、「初めまして。○○と申します」とお辞儀をしますが、その際30度の角度で上体を下げられるよう距離をとって行います。続いて名刺の交換ですが、このままの位置ですと離れ過ぎており不恰好になってしまいますので、半歩ほど前に出ます。名刺を交換しながらのお辞儀は15度ほどですので、これで絶妙な距離となるはず。

交換後、再度改めて「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」と丁寧な30度のお辞儀をするために、もう一度半歩ほど下がります。ここがポイントで、この足づかいができないために、頭同士がぶつかるのを避けてしまい、軽いお辞儀を何度も繰り返してしまう素人っぽい名刺交換となってしまうのです。

以上、足づかいに気をつけながら所作を流れるように行えば、スマート且つメリハリがあり、相手に安心感や誠実さをアピールできますね。

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