グルメ

過去に一度、日本から寿司屋が消滅したことがある

握り寿司のお店は、老舗からチェーン店まで街中にたくさんありますよね。住んでいる街には必ずひとつはある、そんなイメージの寿司屋ですが、歴史上一度だけ日本から消滅したことがあるんです。

■戦後の食料難を受けてGHQが営業停止に

日本から寿司屋が消えたのは戦後まもない1947年のこと。当時は深刻な食糧難により国民の食事は配給制でした。外食を制限するべく、GHQは飲食営業緊急措置令を施行。配給された外食券以外の飲食店を営業停止に。これにより寿司屋は表立って営業できなくなり、歴史的には一度消滅しました。

それでもお寿司を食べたい、食べさせたい……! そこで寿司屋がとったのが「委託加工」という逃げ道。「お米を持ってきてください。そうすれば寿司に加工しましょう」という形で営業を続けました。

お米を持っていくと、代わりに寿司屋え前もって炊いておいたご飯で寿司を握ってもらえました。米1合に対して、握り7貫・巻物3本が提供されたとか。ただし、マグロなどの高級な寿司ネタは手に入らず、川魚のマスやフナ、時にはカマボコをネタとして握ったといわれています。

ちなみに、そのような苦しい切り盛りの中で生まれた寿司ネタがあります。それは「かっぱ巻き」。干瓢の代わりにきゅうりを使ってみたらなかなか旨い!ということで広まり、定着していったそうです。

 

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