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年末年始の帰省時になつかしい写真を集めよう

■プリント写真をどうするか?

そのうちやろうと思いつつ、先延ばしにしてしまいがちな写真の整理。膨大な量の写真を目の前にするとなかなか手をつけられずにいる人も少なくないのでは? Facebookの新機能「タイムライン」では、過去にさかのぼってライフイベントや写真を“当時の日付”での投稿が可能。となると、欲しくなってくるのが「昔の写真」です。

年末年始の帰省時は、思い出の写真を発掘する格好のチャンス! もしかしたら、古いデジタルカメラや以前使っていた携帯電話のなかに、なつかしい写真データが残っているかも。やっかいなのが昔ながらのプリント写真で、これはデータ化する必要があります。Facebookにアップするかどうかは別として、いったんデータとして保存しておけば、紛失や破損といった不慮の事態にも備えられます。

写真をデータ化するにあたって、いちばん手っ取り早いのはドキュメントスキャナーです。最近は外部電源がいらないコンパクトなタイプも登場し、持ち運びもラクになりました。こうしたモバイル型のものなら帰省時に一緒に持って行くのも手です。両親や祖父母などの写真をスキャンしてあげれば、ちょっとした親孝行にもなりそうですね。

■スマホ持ちならアプリがおすすめ!

また、スマートフォンユーザーなら「CamScanner Free」(無料)のようなスキャンアプリを使い、スマートフォン付属のカメラで撮影した画像を補正後、JPGで保存するという方法もあります。写真の四隅を自動で検出してくれるので、少し斜めから撮っても綺麗に長方形に整えてくれます。とはいえ、「スマートフォンで1枚1枚写真を撮るなんて面倒!」という人もいるでしょう。そんな向きはコンビニでスキャンするという選択肢も。

近所のセブンイレブンで試してみたところ、画面の指示に従ってUSBメモリをセットし、ファイル保存形式は「JPG」を選択します。あとはコピーをとる要領でスキャンするだけ、と、いたって簡単。料金は1枚30円。A3サイズまで読み取れるので、賞状や子どもの頃に書いた絵をスキャンするのにも便利です。

■量が多い・写真が古い場合は専門サービスも魅力的

さらに、大量の写真をスキャンしたい場合は、昔の写真やアルバムをデジタル化してくれるサービスを利用するという選択肢もあります。例えば、「スマイル・シェアリング」の場合は基本料金500円、スキャニング料金1枚30円~(写真のタイプやサイズによって異なる)、返送料金500円~2400円(スキャニング料金が1万円を超えると返送料金無料)。アルバムに整理されてはいるものの、変色していたり、はがれかけているといった、状態が良くない写真を救出するのにも役立ちます。

思い出の記録を整理することは、自分の人生を振り返る作業でもあり、次の一歩を踏み出す原動力にもつながります。大掃除がてら、実家の押し入れや引き出しに眠っている写真を探してみませんか。

◆CamScanner Free
iOS版
http://itunes.apple.com/jp/app/camscanner-free/id388627783
Android版
https://market.android.com/details?id=com.intsig.camscanner

◆スマイル・シェアリング
http://smile-sharing.co.jp/
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