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「焼き梅干し」でダイエット!

日本人になじみの深い「梅干し」は、おいしさだけでなく疲労回復の効果も期待できる健康の強い味方ですよね。そのほかにも食欲を増進するなど、うれしい作用が盛り沢山。さらにダイエットにも効果があると言うから驚きです。そしてそのダイエット効果は、焼くことでさらに向上するのです。

■梅干しを焼くことで発生する「ムメフラール」って?

「焼き梅干し」はフライパンにアルミホイルを敷いて、その上に梅干しをのせてほんの少し焦げ目がつくくらい加熱すれば出来上がりです。

梅干しには元々、脂肪を燃焼させる「バニリン」という成分が含まれています。このバニリンは、熱を加えると加熱前の状態から2割ほど量が増えるのです。

さらに、梅干しを焼くとクエン酸と糖分が結びついて「ムメフラール」という成分が生まれます。ムメフラールは、自然界で採れる食材のなかでも含まれているものは梅以外にはほとんどない、非常にめずらしい成分。摂取すると、体内の血流を促進し代謝を向上させ、ダイエット効果が期待できるというわけです。

食べ方は一日3粒、普段の食事に焼いた梅干しを加えるだけ。これだけでテレビ番組『林先生が驚く初耳学!』の検証によると、体重49kgの女性が1週間で1.8kg減るという効果が見られました。

ちなみに、脂肪を燃焼させる「バニリン」も代謝アップの「ムメフラール」も、焼いた後に冷えても成分はそのまま保たれます。アツアツのうちに食べなければいけないわけではありません。そのため、作り置きしておくことも可能です。

健康にダイエットに、いいことづくめの梅干し。私たちの生活に欠かせない食品として愛されてきたのも納得ですね。

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