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カメレオンのようにカモフラージュできるネコ科動物がいる?

動物のなかには、忍者のように周りの環境にまぎれて、自分の存在を隠す能力を持つ動物がいることを知っていますか? 代表的な例として「カメレオン」をご存知の方は多いかもしれません。彼らは体色を変化させることで、天敵から身を守るカモフラージュ作戦を成功させています。

カメレオンのように体色を変化させることはできませんが、実は地球上には、カモフラージュが得意な大型のネコ科動物がいます。それは、白く長い毛と立派な尻尾をもつ「ユキヒョウ」です。

ユキヒョウ_01

「ユキヒョウ」という名を持つだけあって、雪山に棲んでいるので、白地に黒の斑点という模様を持っており、雪山でのカモフラージュ効果があると考えられています。しかしこの模様、雪山だけでなく岩場でもしっかりとカモフラージュすることに役立っているのです!

こちらの写真、どこにユキヒョウが潜んでいるかわかりますか?

ユキヒョウ_02

この写真は、インドのラダックという地方で撮影されたものです。ユキヒョウはこのような岩場に居る草食動物を獲物として捕らえ、生活をしています。そのため、雪山だけでなく岩場でもカモフラージュをして、獲物に見つからないように狩りをおこなっているのです。

現在、ユキヒョウは中国からカザフスタンまでという広い地域に、およそ5,000頭が生息していると言われています。しかし、その数はおよそ阪神甲子園球場のアルプス片側席を埋める程度。高山に生息しているため、「孤高の王者」とも呼ばれ、その姿を目撃することは大変困難であるとも言われています。

上の写真を撮影したインドのラダック地方は、ユキヒョウを直接観察できるめずらしい地域です。しかし現在、温暖化による影響で、彼らの生息地の減少が危ぶまれている状況です。

さて、先ほどの写真からユキヒョウを見つけることができましたか?
答えは、こちら。

ユキヒョウ_03

ユキヒョウ_04

見事なカモフラージュですね。一見したところだと、なかなか見つけられなかったのではないでしょうか?

<インドのラダックに生息する野生ユキヒョウを絶滅の危機から守るプロジェクトを実施中>

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