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なぜ、貨物船の下半分は赤く塗装されている?

貨物船などの大きな船は、下半分が赤く塗装されていることが多いです。このデザイン、船が進む速度の向上に関わっているそうです。一体、どのような仕組みで、塗装がスピードアップに貢献するのでしょうか。

■船底を赤く塗ることで快適な航海ができるようになる

海を進む大きな貨物船は、下半分を赤く塗装したツートンカラーのものが多く、私たちも貨物船に共通するデザインとして認識していると思います。しかしなぜ、赤い塗装がこれほどまでに普及しているのでしょうか。

船の塗装にはまず、船体をコーティングしてサビや腐食を防ぐ目的があります。しかし塗装に求められるものがそれだけであれば、赤色に限定する必要はありません。

海に浸かっている船底には、停まっているときに海中のフジツボが寄ってきて付着してしまいます。そのフジツボを寄せ付けないために、あの赤い塗料が用いられているのです。

■赤い塗料はフジツボが嫌う成分

フジツボ
船底にフジツボがついてしまうと、海を進むときに抵抗が生まれて速度が落ちる

赤い塗料の成分は「亜酸化銅」。この亜酸化銅はフジツボが嫌う成分であり、海中に溶け出すことで、船底への付着を防ぎます。フジツボが船底に付着しなければ、船が進むときに余計な抵抗を生むことはありません。これにより、船の速度が落ちることなく、快適な航海を実現するのです。

この亜酸化銅の塗料は、海中に溶け出していくうちに、徐々に失われていきます。そのため、定期的な塗り直しも必要です。

一見すると、なぜそうなっているかわからないデザインやカラーリングには、今回お話した船のように、理由があることがあります。身の回りを見渡して、気になるものがあれば、調べてみるとおもしろい発見が得られるかもしれません。

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「林先生が驚く初耳学!」

2016年4月3日(日) よる9時00分~10時48分
MBS - TBS系全国ネット
司会:林修、大政絢
出演者:石坂浩二、内田理央、澤部佑(ハライチ)、田村淳、中島健人(Sexy Zone)、生瀬勝久、二階堂ふみ、本田望結、真矢ミキ
特別ゲスト:原晋(青山学院大学陸上競技部監督)

次回の放送内容:日本を代表する沈金職人で人間国宝に認定された前史雄氏…天皇の執刀医、心臓外科医・天野篤氏…4年に一度開催されるパンのオリンピック・チャンピオン、世界一のパン職人…スタジオゲストの“No.1”たちから出題。日本一の売り上げ部数を誇る少年漫画雑誌『ジャンプ』が参戦! 国民的人気アニメ「ワンピース」「ドラゴンボール」「NARUTO」「北斗の拳」の意外な共通点とは? 二階堂ふみさんが、女優には欠かせない「メイク」に関する問題を出題。メイクさんから聞いて、自身もびっくりした衝撃の事実とは? 俳優、タレント、司会者、翻訳家、作詞家、ナレーター、画家…など、芸能界の博識No.1の石坂浩二さんが、日本の伝統工芸品「江戸切子」と北大路廬山人との意外な関係を出題。元宝塚花組トップスター・真矢ミキさんは、桜の名所としてお花見客で賑わう上野「不忍池」と一見何の関係もなさそうな琵琶湖との意外な関係を出題。昨年、今年と箱根駅伝で連覇した青山学院大学陸上競技部を率いる“日本一”の監督、原晋氏がスタジオに特別ゲストとして登場。林先生VS原監督の直接対決が繰り広げられる。原氏は、選手たちを優勝に導いた日々のトレーニングに関する意外な事実を出題! はたして林先生に“知らなかった”と言わせることは出来るか!?

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