広島県
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全国ニュースでも流れていて、遠方からご心配いただいている方も多いと思いますが、先週末、尾道の住宅密集地二箇所で火災がありました。

その火事で大切な友人が被災し、頑張ってリノベーションした本当に本当に素敵なお家が失われてしまいました。

尾道の火事には何度も対面していますがどれも独居暮らしの高齢者の不注意や痴呆のせいで発生することが多いのですが、この件は近隣住民の自宅放火による延焼でした。

精神に異常が見られた68歳の男性でしたが、身寄りがおらず近所付き合いもしない人だったらしく、三世代で仲良く暮らしていたお隣のお友達の家が羨ましかったのかもしれません…

地方には家族と暮らせない孤独な高齢者がたくさんいます。
昔は三世代が1つ屋根の下で暮らすのが当たり前だったのに。
お年寄りも歳をとればとるほど不自由が増え、家族の支えが必要です。
同じ家系の中で支え合いながら暮らしていけるのが一番かと思いますが、それが難しければ、いろんな年代が混在して暮らして、近隣地域で家族のように支え合おうというのが我々が高齢化率の高い坂の町の空き家に若者を投入していっている大きな目的の一つです。

この火事があったエリアは尾道の坂の町の中でも非常に町内の絆が強く、市民活動も盛んなエリアです。お年寄りの独居暮らしも多いので、防災意識も高く、よく訓練もされています。
そんなエリアだからこそ、緊急車両の入らないあれだけの密集地でありながらも
三軒の全焼で留められ、死傷者ゼロで抑えられているのではないかと思います。

尾道は自然災害は昔から少ないところですが、戦前の木造密集地のため、火事による被害は拡大しやすいのが特徴です。
しかしながら、日々寄り添い合うように暮らしているので、災害の後の支援の輪の広がりも尋常じゃなく速いです。

今回の友人の被災を通して、尾道の人たちの結束力に感動し、家族のあり方など改めて考えさせられる機会になりました。

何かあれば、みんなが手を差し伸べてくれる町。ハード面での安心安全は古い町なので完璧ではないですが、ソフト面での安心感は他には負けない自信があります。うちが何らかの被害を受けることがあってもみんながいてみんなが助けてくれるという心強さが半端なくあります。

遠方からもご支援いただいているみなさま、本当にありがとうございます。
お友達家族はますます家族の絆を硬くして前向きに生きていこうとしてくれています。
これからも見守り、応援よろしくお願いします。
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