島根県

出雲東部最大規模の石棺式石室 岩屋後(いわやあと)古墳に行ってみた
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企画展「-古墳は語る-古代出雲誕生」にあわせてfacebook特派員が紹介してきた古墳シリーズ。最終回は「岩屋後古墳」をレポートします(._.)

現地は、松江市の「八雲立つ風土記の丘資料館」から徒歩10分(車の場合は資料館の駐車場を利用しましょう)。辺り一面に田んぼが広がるなか、ポツンと大きなヤドカリ形の岩がある・・といった感じです。
この岩が石棺式石室(石棺が大型化して石室も兼ねたもの)です。 

そう。本来、石室は墳丘に埋もれているものですが、ここの石室は露出しています。
屋根形に加工された天井石が大きく欠けたうえに手前に続いていた通路も失われていますが、そのおかげで青空の下、明るく石室内を見学することができるのですヽ(=´▽`=)ノ

岩屋後古墳は、古墳時代後期(6世紀後半)に作られた古墳です。明治時代に墳丘が削られてしまったために正確な大きさは不明ですが、全長20m前後の円墳または方墳と考えられています。
被葬者は、前回紹介した出雲地域最大の前方後方墳「山代二子塚古墳」(全長約94m)を補佐するNO.2クラスに位置付けられています。

ただ、この石室が出雲東部最大規模の石棺式石室であることや、山代二子塚古墳と共通する土器が発見されたことなどから、より有力な首長の墓である可能性も考えられています。
そのほか、出雲地方では珍しい人物埴輪(※)が数点出土していることも特徴として挙げられます。
(※複製品の一つが企画展「―古墳は語る―古代出雲誕生」で展示中。原品は東京国立博物館 蔵)

この2つの古墳は自転車で20分程度の距離です。また、このあたり一帯は古代出雲の中心地で史跡や社寺が多くあります。「八雲立つ風土記の丘資料館」では、レンタサイクルや現地で史跡解説が聞ける音声ガイド端末を無料で借りることができます(https://www.yakumotatu-fudokinooka.jp/users-guide/bicycles)。散策のお供にいかがでしょうか?

★企画展「―古墳は語る―古代出雲誕生」(2018年8月3日~9月24日)
https://www.izm.ed.jp/cms/cms.php?mode=v&id=339

【必須アイテム】
・運動靴・仲間

#岩屋後古墳

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