Facebookページの作り方

ユーザーを特別扱いすることで訴求できる

Facebook ページに「いいね!」をしてくれた人は、企業やブランドにとって特別な存在です。どういう形で感謝の気持ちを伝えられるでしょうか?
                  (出典:小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド)

「いいね!」をしてくれた人たちは特別な存在

Facebookページに「いいね!」をしてくれたユーザーは、他の人達よりも、企業やブランド、ショップに対して興味や関心を持ってくれている人たちだと考えられます。また、Facebookページとコミュニケーションしてくれる人というのは、意識するしないに関わらず、友達にそのFacebook ページの情報を広めてくれている人でもあります。彼らは、いわば企業やブランド、ショップの「ファン」のような存在です。Facebookページの運用者は彼らを大事にし、他の人よりも特別扱いすることで、彼らへの感謝を伝えることができます。

Facebookページを使った特別扱いとは

Facebookページ運営者による特別扱いにはどんなものがあるでしょうか。米国の調査会社ExactTarget 社によるレポート「The Meaning of Like」では、Facebook ページに「いいね!」をしたユーザーがFacebookページに対して期待することとして、主に次のような内容をあげています(下図)。

●特別コンテンツ、イベント、セールの情報を得ること

●割引や特典を受けること

●企業がぴったりの情報を配信してくれること

つまり、Facebookページに「いいね!」をすることで、何らかのお得な情報をもらったり、特典をもらうことを期待していることがわかります。この期待に応えられるようなFacebook ページ運用をすることで、より深くユーザーと交流することができます。本書でも、クーポンの設定や「いいね!」をクリックしたユーザーだけが参加できるコンテンツの設定方法を紹介しています。理想は、「いいね!」をクリックする時だけ特典を付与するのではなく、定期的に新しい特典の紹介や、お得な情報を配信してユーザーに継続的に喜んでもらう、満足してもらうことを目指すことです。

そのためには、自分が運営するFacebookページに集まってきているユーザーがどういうことを期待しているのかを考え、適切な特典を用意していく必要があります。こうしたユーザーへのちょっとした気遣いが結果として、継続的なコミュニケーションにつながり、長期的に見てファン、お得意様を育てていくことにつながります。

Facebookページに「いいね!」をする時に期待する内容(出展:The Meaning of Like,ExactTarget より)

その企業、ブランドを好きなことをアピールしたい

さて、もう1 つユーザーがFacebookページに「いいね!」をすることで期待することとして、特に若い世代には企業名、ブランド名を自分と結び付けたいという欲求もあることがわかっています。また、Facebookページからの情報を自分の友達や知り合いと共有したいという気持ちもあることがわかっています。

●企業名、ブランド名が自分のプロフィールに表示されること

●友達、家族、同僚などと共有すること

こうした期待に答えるためには、友達が見てもかっこいいと憧れるようなブランドで在り続けること、友達にシェアしたくなるような情報を配信することが重要になります。

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