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スマホを本格カメラに変える「レンズスタイルカメラ」

まさかのスマホ大変身

スマートフォンはアプリを動かすことで多機能に使え、通話やメールチェック、FacebookなどSNSに加え、ポータブル音楽プレイヤーとして、GPS機能を使ってカーナビとして、どこでも写真が撮れるカメラ機能、さらにはカメラのLEDを使って懐中電灯として、多くの人にとって極めて便利なアイテムとして活躍していることと思います。

しかし、サイズ的な制限もあるため、そのカメラ機能はコンデジと比較して画角が固定であったりと限界もあります。そんなスマホのカメラ機能を超拡大してくれるのがソニーが新発売する「レンズスタイルカメラ」と呼ばれる新しいジャンルのサイバーショット。このレンズカメラはレンズな形状のなかにレンズだけでなく映像素子や撮影機能などを内蔵しており、それだけでカメラとして機能するようになっています。さらにWi-Fiでスマホに映像データを送ることができます。レンズスタイルカメラ自体にはディスプレイがないため、Wi-Fi通信を使って映像をリアルタイムでスマホに送り、そのディスプレイで映像を確認しながら撮影します(Wi-Fiの接続はNFC搭載スマホならワンタッチです)。

ちなみに今回はソニーからリリースされるのは「DSC-QX10」と「DSC-QX100」の2機種。「QX10」は25~250mmの10倍ズーム、「QX100」は28~100mmの光学3.6倍ズーム搭載です。「QX100」のほうがズーム倍率は低いですが、高級コンデジの「RX100M2」と同じ映像素子とレンズを搭載し、高画質な撮影ができるのが特徴です。「レンズスタイルカメラ」は、またスマホの活用方法を広げてくれそうです。 (撮影:石井幸久)

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