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カレーが食べたくなったら風邪の前兆?

夕食の献立に悩んだらこれ!というお母さんもいるのではないでしょうか。今回は、日本の国民食とも称される「カレー」にまつわるお話をひとつ、お伝えします。あなたがカレーを食べたくなったとき、それは“風邪を引く前兆”なのかもしれません。

■風邪を引くとカレーに含まれる「クルクミン」を体が欲する

「カレーを食べると風邪がよくなる」という話を聞いたことはありませんか? 風邪のウイルスが体内に入ると、免疫細胞が活動を始めます。この免疫細胞を貯蔵しているのが肝臓。カレーの原料のひとつであるターメリックに含まれる色素「クルクミン」が肝臓の働きを活発にさせることで、風邪ウイルスを早く撃退することができます。

カレーをよく食べる人の脳は、この「カレーを食べると肝臓の働きが活発になる」ということを覚えています。そのため、人は風邪を引きはじめると、肝臓の動きを活発にしようと本能的にクルクミンを多く含むカレーを食べたくなる、というわけです。

ちなみに健康なときにカレーを食べていれば免疫力が高まるので、風邪の予防に効果があります。

一度かかるとなかなか治りにくいと言われている夏カゼ。野菜をたっぷりと入れたカレーで栄養も摂りつつ、しっかりと予防したいところですよね。

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