ＬＧＢＴについて、日本でも少しずつ理解が進んできてはいますが、まだ堂々とオープンにする人の割合が少ないですし、見た目だけではわからないもの。分かりやすい目立つ女装の男性を見かけたとき、なんとなく気まずくて見て見ぬふりをしたり、逆に通報しようとしたり、という人もいるかもしれません。では、女装をした男性を見た子どもにその理由を聞かれたとき、どう答えるのが理想なのでしょうか。いちは（@BookloverMD）さんのこんな投稿に注目が集まっています。
近所に明らかに女装と分かる男性がいて、小2長女と5歳次女が笑う。 「あのオジサン、男なのに女のかっこうしてるよ！」 こういうときは質問で返す。 「どうしてあんな服を着てるのかな？」 「うーん、好きだからかな」 「好きな服を着ちゃダメ？」 「いい！」 質問は、学びや気づきへの扉。
これに対し、ネット上では称賛の声が多く集まりました。
「見ちゃいけません！とかではなくこう言える大人になりたいです」
「素晴らしい 人間性は環境が大事」
「否定するでもなく肯定するでもなく 子供に考えさせる！素敵です！」
などと、大反響。さらに最近では、こんな進んだ教育現場もあるようで、
「小学校に女子用制服を着て通う男の子がいます。 それを許容してくれる家族や学校。 それを変と思わず普通に仲良く遊ぶ友達。これからも、そういう社会であってほしいな」
子どもたちが出会う様々な種類の人について、単純に良し悪しを教えるのではなく、自分で考えられるような教育ができる大人は素敵ですね。社会の常識や一面的なとらえ方で見るのではなく、個性を柔軟に受け入れられる大人に育ってくれることを願いたいものです。
