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アートビギナーにおくる! 美術館&博物館のこんな楽しみ方

美術館
美術館や博物館というと少し敷居が高いとか、詳しくないと難しそうと思っている方も少なくないようです。しかし、海外では散歩の途中で美術館にふらっと立ち寄るなど、日常の中にアートが溶け込んでいます。あなたも今年の秋はもっと気軽にもっと身近に、芸術を楽しんでみませんか?

■ツアーに参加しよう!

美術館や博物館の中には、館内ツアーを行っているところがたくさんあります。展示品の横の説明書きを読むのはちょっと辛くても、誰かが説明してくれたらラクですよね。ガイドさんならちょっとした冗談や小話を挟みながら、ポイントを押えた説明をしてくれますので、ツアーが終わった後も深く印象に残ります。ツアーに参加することで、さらにアートに興味を持ったという方も少なくありません。

■全て観ようとしない

順路通りにすべての展示物を観てまわり、作品タイトルなどが書かれたキャプションや解説もすべて丹念に読んで行くと、1つの美術館を観るだけでもかなりの時間がかかり、頭も体も疲れてしまいます。また、観たものが多すぎて「最初に観たものは何だったっけ?」ということも起こりがちです。

はじめからピンときたものや興味があるものだけを観ようと決めておけば気がラクですし、実際に美術館や博物館によく通う人たちは「お目当て」のものだけを観に行き、展示品すべてを観ていない人も多いです。

また、美術館や博物館の説明書きは必ずしも正解ではありません。当時取り巻いていた環境の説明の一部や、現在解釈されている説の一つに過ぎませんので、自分の感性で作品や展示物を観ることをオススメします。

■体と心で感じる、体感型アート!

「じっくり展示物を見るのは苦手」というあなたにオススメなのが、体感型アートです。最近では、来場者が作品づくりに参加できる美術館や、展示品の電車に乗れる博物館など、展示物をただ見るだけでなく、触ったり実際に体験したりできるプログラムを用意しているところも多くあります。

例えば、東京競馬場にある「JRA競馬博物館」ではジョッキーゲームを楽しむことができ、優勝者にはプレゼントもあります。楽しみながら学べる、それが美術館や博物館の新常識となっています。最近では移動式のトリックアート展示会も増えているので、期間限定のものを含めると数多くのイベントを見つけることができるでしょう。

美術館や博物館に訪れた際には、ぜひ気軽な気持ちで感性のおもむくままに、気に入ったものを中心に鑑賞してみましょう。そうすることで、もっと身近で楽しい場所だと感じられるようになりますよ。

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