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新聞はなぜあのサイズなのか?

新聞を読む男性
ご存知のとおり、どこの新聞社もサイズは一様に同じですが、なぜこの大きさなのだろうと疑問に思ったことはありませんか。

おなじみの新聞のサイズはブランケット判と言われるもので、明治時代にそのサイズになりました。当時の新聞需要の高まりをうけて、短時間でより多くの部数を刷る必要があり、フランスから印刷機を輸入することになりました。その印刷機が刷れる紙のサイズに合わせて、おのずと新聞のサイズも決まったというわけです。サイズありきではなく印刷機ありきでサイズが決まり、今日までそれが続いています。

もう少しサイズが小さければいいのに・・・と感じたことがある人も多いと思いますが、印刷機を変えると膨大なコストがかかる、紙面を小さくすると折り込み広告も小さくなってしまう、レイアウトも一から見直しなど、色々なハードルがあるようです。

100年以上同じ新聞のサイズは、しばらくはこのままなのかもしれませんが、個人的にはせめてブランケット判の半分のスポーツ新聞のサイズにならないかなあと思っています。

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