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気持ちをコントロールする呼吸法

呼吸を意識したことありますか? 肩でする浅い呼吸は焦っている時、お腹でする深い呼吸はリラックスしている時など、何気なくしている呼吸は心の状態を表します。つまり、呼吸を意識することで、自分自身の気持ちをコントロールしやすくなるのです。例えば、空腹感に襲われた時、ゆっくり呼吸を繰り返すと、焦る気持ちと空腹感が抑えられるはず。

呼吸をもっと知りたい!という方にオススメなのがヨガの呼吸法「スーリャ・ヴェーダナ・プラーナーヤーマ/太陽の呼吸法」です。基本的にヨガは鼻呼吸ですが(鼻孔を浄化し、花粉症に効果があるとも)、スーリャ・ヴェーダナでは常に右から吸い、左から吐きます。右側は太陽(陽)・男性性・活発な動きとされ、左側は月(陰)・女性性・静寂と考えられており、この呼吸法は神経を活気づけ、体を温めるといわれています。

実際のやり方ですが、右手の親指と薬指を小鼻に当て、左小鼻を完全に閉じたら、右の鼻からゆっくり息を吸い、右小鼻を閉じ左の鼻からゆっくり息を吐きます。慣れてきたら、目を閉じて呼吸に集中し、呼気と吸気を同じ長さにしましょう。呼吸を見つめ、自分を客観的に見る時間、設けてみてはいかがですか?

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