愛車に乗ってカメラ旅。一眼レフ撮影のワンポイントアドバイス vol.1
伊豆半島を南北に走る「天城越え」のルートをたどりながら、一足早く咲く「河津桜」の淡く美しい姿、川沿いの里山風景、そして「河津七滝(かわづななだる)」のしっとりとした渓谷景色、さらに歴史の趣を感じさせる「天城隧道(ずいどう)」などを撮影して回るカメラ旅に出発した。早朝、まだ人影もまばらな河津川沿いは、昼間の喧騒とは無縁の静けさを取り戻していた。撮影には絶好の時間帯である。菜の花と桜のコントラストは他にはない美しさである。河津七滝で清冽な流れをおさめつつ、名物の「わさび丼」に舌鼓。「天城隧道」に着いたのは陽射し明るい午後であったが空気は澄んでいて心地よかった。
フォトギャラリー
- 河津川のサクラ並木と菜の花。まだ人出の少ない朝一番は、のんびりと花を眺めることができる。
- 淡いピンク色をした河津桜の花にぐっと寄ってみた。ファインダーをのぞいているだけで心も華やいでくる。
- 河津七滝の1つ「カニ滝(かにだる)」。河津周辺では滝を「たる」と呼ぶ。三脚を立てスローシャッターで撮影。
- カニ滝の近くにあった水車。河津町では町内の豊富な自然資源を活用した、再生可能エネルギーの地産地消に取り組んでいるそう。
- 河津七滝の1つ「初景滝(しょけいだる)」。カメラのストラップを手に巻き、レンズの位置を水面近くまで下げて撮影。
- 天城峠の周辺にはいくつものワサビ田がある。ワサビの生育には清冽でたっぷりの湧き水が欠かせない。
- 河津七滝の入り口にある「かどや」名物のわさび丼。生のワサビを自分ですりおろしてから食す。
- 苔むすたたずまいが歴史を感じさせる天城隧道。国道から散策気分で歩いて来ることも、車で直接峠道を走って来ることも可能だ。
一眼レフ撮影のポイント
「春らしいサクラ並木や花を撮る」
サクラのある風景は晴天がベスト。コントラストのある美しい風景が撮影できる。並木は望遠で遠近感を持たせて撮影。手前にボケる被写体を置き(サクラそのものでもいいが、菜の花など別の色を添えるとなおよい)、ピントを奥の並木に合わせると印象的な画に仕上がる。
サクラの花びらはマクロレンズがあると面白いが、普段使用するズームレンズでも可。ひとつの花にねらいを定め、絞りを開放近くに設定(F値を小さく)すると、周辺の花はボケてピントを合わせた花のみが浮き上がる。この手法なら曇り空でも美しい写真が手軽に撮影できておすすめだ。
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