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フライドポテトが世界無形文化遺産に?

ファストフード店にいくと、ついハンバーガーとセットで頼んでしまう「フライドポテト」。このフライドポテト、どこが発祥の国なのかご存知でしょうか。そして現在、その国がフライドポテトを世界無形文化遺産に登録しようと奮闘しているという状況があるというのです。

■フライドポテトは、ベルギーの国民食

日本人の食生活に浸透しているファストフードのなかで、ハンバーガーとともに普及したのがフライドポテトです。そんな経緯もあり、筆者はてっきり、ファストフード大国のアメリカ、もしくは「フィッシュ&チップス」が存在するイギリスのどちらかで生まれた食べ物だと思っていました。


フライドポテトが生まれたのはアメリカでもイギリスでもなく、ベルギーだった

しかし、そのルーツはベルギーにあったのです。17世紀ごろに川沿いに住み、釣ってきた小魚をフライにして食べていたベルギー人が、冬季に川が凍って漁ができなくなった際に、代わりにジャガイモを小さく切って揚げたものが今のフライドポテトの発祥だと言われています。

ベルギー人のあいだでは、フライドポテトは「フリッツ」と呼ばれ、彼らの国民食として親しまれています。

■勘違いから命名された「フレンチフライ」

「フライドポテトは英語で『フレンチフライ』って言うよな? フランスはなんか関係あるの?」

と疑問に思った方。フレンチフライにフランスは全然関係ないのです。実は第一次世界大戦中に初めてフライドポテトに出会ったアメリカ人が、それを作っていたベルギー人のシェフがフランス語を話していたため、フランスの料理だと勘違いしてしまったことから生まれた名前なのです。それ以来、アメリカでは「フレンチフライ」と呼ばれるようになった、というわけです。

■ベルギーがフライドポテトを無形文化遺産として申請

そして今年2015年、ベルギーは国民食であるフライドポテトをユネスコの無形文化遺産として申請するという話が出てきています。この無形文化遺産、2013年に日本の伝統的な食文化である「和食」が登録されたことで記憶に新しい方も多いと思います。

ベルギーの申請が通れば、フランス料理や和食と並んで新たな食文化にフライドポテトが認められることになります。「あのフライドポテトが?」とイメージが湧きにくい方もいるやもしれませんが、彼らは本気です。

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「林先生が驚く初耳学!」

2015年12月27日(日) よる9時00分~10時48分
MBS - TBS系全国ネット
司会:林修、大政絢
出演者:新木優子、賀来千香子、さなかクン、澤部佑、鈴木梨央、田村淳、土井善晴、橋本環奈、又吉直樹、森公美子、山瀬まみ

次回の放送内容:今回は、林先生が選んだ今年の10大ニュースをランキングで紹介するとともに、それぞれのニュースに関連した問題を林先生に出題する2時間スペシャル! ドローンや、ラグビー・ワールドカップ、爆買いなど、今年を象徴するさまざまなキーワードが登場するなか、第153回芥川賞受賞で注目を浴びたピース・又吉直樹や、歴史的勝利で一躍時の人となったラグビー日本代表のキャプテン、リーチ・マイケルも参戦! また、林先生の強敵としておなじみ、さかなクンや料理研究科・土井善晴氏が、スタジオで直接対決を繰り広げる!! 今年を締めくくる1億3000万人からの抜き打ちテスト・・・はたして林先生の成績は!?

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