電気、水道、ガス…私たちが快適に日常生活を過ごすことができるのは、インフラを支えてくれる人たちがいるおかげです。
電柱に登る電気工事士も重要な仕事のひとつ、のはずなのですが、中には残念な考え方をする人もいるようで、あめこ 元地銀行員(@loanrangerscom)さんによるこんな投稿が話題になりました。
電気工事士の知人が電柱に登って作業をしていると、親子が下を通りました。そして母親が息子さんにこう言ったそうです。「ほら、勉強しないと大人になってあんな仕事に就かなきゃいけないのよ」 電気工事士資格って、2種も1種も、並の勉強では取れない難関資格ですよね…
ネット上では、「勉強しないとあんな仕事に就くことになる」と言っている母親本人の勉強不足を嘆くコメントが多く寄せられました。実際に電気工事士の資格は簡単ではないようで、
東京理科大院卒の優秀な友人が大手電力会社の正社員として電柱登ってますよ
当方電気工事士の資格所有者です。その方、可哀想な方ですね。
という関係者からの指摘も。そもそも生き方や職業において「勉強」がすべてではないはずです。「電気工事士」という資格に対する知識だけでなく、せまい視野でしか物事を見られない母親に同情が集まりました。
「あの仕事するにはたくさん電気の事を知らなきゃいけないのよ」
「すごーい!あんな高い所登ってるね!怖くないのかな?」
「毎日電気を使えるのはあの人達のおかげなんだよ!」
これが子供に言うべき模範解答なのではないでしょうか?
世の中にはさまざまな職業の人がいて、自分たちの生活は多くの人に支えられて成り立っているという当たり前のことを忘れずにいたいですね。