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「着物に眼鏡はNG」という和食業界に伝わる謎マナー… その理由が理不尽すぎる

和食でお仕事してきて1番疑問なのが、「眼鏡は外してね」と言われる事。大きなお店でも個人店でも9割注意される。何でですか?と聞いた事があるんだけど、「着物に眼鏡はおかしいでしょ」とか「お料理出す時落としたらどうするの」とか「眼鏡越しにお客様見るのは失礼よ」等と理解に苦しむ理由ばかり。

着物+眼鏡で接客をするのはお客様に失礼だという理由で、眼鏡を外すように注意をされた経験があるという着物きたソムリエ(@wine_kimono)さん。

ちなみに、着物に眼鏡だって良く似合うし(もちろん縁無し等とシンプルなもの着用)、下向いたって眼鏡落とさないし、眼鏡越しにお客様を見るのが失礼なら飲食以外のお仕事してる人も失礼になりますよね?

…と投稿を続けています。仕事中はコンタクトしてるそうですが、眼鏡がNGな理由が分からずにモヤモヤしているのだとか。「お店のお姉さんとして統一感を出す為に眼鏡はダメよ」と言われたときにはお店の方針として納得したそうですが…。

「着物に眼鏡禁止なんて初めて聞いて驚きました」
「全然、おかしくないと思います。 母は眼鏡着用で、茶華道教えてたのもあって和服はいつも着ていました」

着物に眼鏡はおかしいことではないというコメントがある一方で、着物きたソムリエ(@wine_kimono)さんと同様の経験をした人も意外に多いことが分かりました。

「日本舞踊やってるんですが、舞台では眼鏡禁止でした」
「以前お寿司屋さんで同じようなお話を伺ったことがあり、その時はお寿司を握る手で眼鏡を触ると不衛生だからという理由でした」
「私が働いていた飲食店では、コンタクトは外れやすいし、外れたら見つけにくい、粘膜に着けていたものはより不衛生、なのでむしろコンタクトがダメでした」
「食品工場はコンタクトがNGな所が多い」

着物のマナーを調べてみましたが、残念ながら眼鏡がNGというのは見当たりませんでした。お店のルール、あるいは業界の慣例などで言われていることなのかもしれませんね。少なくとも、プライベートで着物を身に着けるときに眼鏡を気にする必要はないようなので、安心してよさそうです。

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