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【北斗の拳】愛ゆえに人は苦しまねばならぬ… 悲しき悪の帝王・サウザーの名台詞3選

※画像はイメージです

1983年の連載開始から、そのアツすぎる台詞とバトルで人気となった漫画『北斗の拳』。核戦争後の世界を舞台に、主人公・ケンシロウと数々の悪漢とのバトルを描いてきた本作だが、今回はなかでも人気の高い悪役“サウザー”の名台詞をピックアップ。

■「南斗の血が漆喰となってこそ 十字陵はより堅固なものとなるのだ!!」

まずは第11巻より、サウザーの冷血ぶりがわかる台詞を紹介したい。ケンシロウの操る北斗神拳と対を成す流派・南斗聖拳のなかでも最強と名高い南斗鳳凰拳の使い手であり、南斗聖拳を極めた6人、南斗六聖拳の最強の一角であるサウザー。彼は自ら「聖帝」を名乗り、圧倒的な軍勢と広大な領地を拡大しながら荒野の覇権を握ろうとしていた。

そんなサウザーは己の威信を示すために、聖帝十字陵という巨大なピラミッドの建造を子どもたちに強いるという悪行を働いており、これに南斗六聖拳のひとりである正義の男・シュウは反発。村人たちと抵抗組織を結成するもサウザーに捕らえられ、村人たちの命の引き換えに、聖帝十字陵の頂点に巨大な石を積み上げさせられる拷問にかけられてしまう。

満身創痍登った聖帝十字陵の頂点で、聖帝軍はなんとシュウに足かせをつけ、頂上で石に潰されるように命じるのだった。そして、サウザーは非道にも上記の台詞を吐いたのち、シュウに向けて槍を投げつける。シュウは駆けつけたケンシロウの前で、石の下敷きになってしまうのだった。

■「愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!! 愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!!」

次も第11巻から、冷血漢サウザーがなぜこのような性格になったのかが垣間見える名言を紹介する。シュウの死をもってついに完成した聖帝十字陵。その頂きに登っていくサウザーの脚に、ターバンを巻いた一人の少年が鋭利な鉄片を突き刺した。

この少年はシュウのことを慕っており、決死の思いでサウザーに刃向かったのだ。これを見たサウザーは「シュウへの思いが こんなガキすら狂わす!!」と、微かな戸惑いの表情とともに、上記の台詞を吐き捨てた。

実はサウザーには、孤児だった自分を拾い育ててくれた、先代南斗鳳凰拳の継承者であるオウガイという心優しき師がいた。しかし、南斗鳳凰拳伝承の掟により自らの手で師を殺めざるを得なかったサウザー。愛を捨てた男の悲しき過去が覗く名言といえるだろう。

■「ひ…退かぬ!! 媚びぬ省みぬ!! 帝王に逃走はないのだーー!!」

最後は、サウザー最大の名言と名高いこの台詞だ。聖帝十字陵の上で相まみえたケンシロウとサウザー。必殺の北斗神拳を無効化していた内臓逆位というサウザーの特殊体質を見破ったケンシロウは、強敵サウザーをついに追い詰める。

サウザーは前進制圧に特化した南斗鳳凰拳でも数少ない、回避に重きを置いた奥義・天翔十字鳳を繰り出すもケンシロウには通用せず、触れずに闘気を飛ばす北斗神拳奥義・天破活殺を喰らってしまい窮地に。

秘孔を突かれ、もはや飛び上がることすらできなくなったサウザーだが、プライドを捨ててはいなかった。必死の形相で上記の台詞を吐き、ケンシロウに最後の一撃を浴びせんと脚の代わりに手を使って飛び上がったが、北斗有情猛翔破を喰らい、敗北。最後は、師匠への愛情を思い出しながら、崩れる聖帝十字陵とともに散ったのだった。

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