■生活に欠かせないBluetooth
マウス、キーボード、イヤホン……など、今や様々なものがBluetoothで接続され、無線で情報のやり取りができるようになりました。
Bluetoothとは、数mから数十mの近距離を電波を使って情報のやり取りが出来る無線通信の規格のひとつ。
すべて有線でつながっていた頃を思い出すと、Bluetoothによって生活がとても便利になったと実感できますね。
そんな生活には必須のBluetooth、名前の由来を知っている人は少ないのではないでしょうか?
■名前の由来は歴史上の人物だった
Bluetoothを直訳すると「青い歯」になりますが、この名称は10世紀のデンマーク王である「ハーラル1世」が関係しています。
「ハーラル1世」はノルウェーとデンマークを無血統合した王で、英語に音訳すると「青歯王」です。
この王の業績をもとにスウェーデンのエリクソン社が「乱立する無線通信規格を統合したい」という願いを込め、コードネームとして採用されたのがBluetoothというわけです。
また、「ハーラル1世」特徴的なロゴにも使われています。あの青いロゴには、ハーラル1世(Harald Blåtand)のイニシャルをルーン文字で表し、組み合わせてデザインされたのものなのだそう。
クイズで出されたら、勘では当たりそうもない名前の由来ですね……。
生活を支えているものの名前やロゴの意味を調べてみると、意外な発見があるかもしれません。