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東京勤務の獣医さん かえる HPVワクチン3回目接種済み （@juisan1013）さんの投稿が話題になっています。
（アカウント名に含まれる環境依存文字・絵文字は反映されない場合もあります）
あぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！
なんでこの時間に「今日ネコに咬まれました。明日病院にいきます。」って連絡よこすんだよぉぉぉぉぉ！！！！
咬まれてからすぐに行けよぉぉぉぉぉぉぉ！！！
ネコの咬傷はやばいってあれほど口酸っぱく言ってたのに…— 東京勤務の獣医さん かえる HPVワクチン2回目接種済み (@juisan1013) September 2, 2021
たまに「咬んだネコは予防接種をしているから、そのネコに咬まれても大丈夫」という方がいます。
それ、ネコが感染症にかからないための予防接種なので、全く関係ありません。
その発言をする時点で、重大さが分かっていないことになるため、信用しないようにしましょう。
ネコに咬まれたら即通院。— 東京勤務の獣医さん かえる HPVワクチン2回目接種済み (@juisan1013) September 3, 2021
飼い猫だから大丈夫、完全人工哺育だから大丈夫という意見が散見されます。
口の中の特定の病原体が悪さをしていると勘違いされているのだと思います。しかし、それは違います。傾向はあるものの口の中の細菌全てが悪さをする可能性があります。
口の中に細菌がいることに育ちは関係ありません。— 東京勤務の獣医さん かえる HPVワクチン2回目接種済み (@juisan1013) September 3, 2021
咬まれても猫ひっかき病になるよ！という意見を頂きました。
おそらく、咬まれてorひっかかれてその部分が腫れる＝猫ひっかき病と理解されているのだと思われます。
しかし、それはちょっと違いますのでご注意を。
ネコが保有するBartonella henselaeによる人の感染症のみを猫ひっかき病と言います。— 東京勤務の獣医さん かえる HPVワクチン2回目接種済み (@juisan1013) September 4, 2021
業務中に動物に咬まれたことで関節の可動域に制限が出たなどの障害が残っている方がまわりにわりといます。
これすぐに通院させない場合はもちろん、通院を促さなかった場合も訴えられたら負ける可能性があるので、世の責任者の方々はご注意ください。
何があるかわかりませんから。— 東京勤務の獣医さん かえる HPVワクチン2回目接種済み (@juisan1013) September 4, 2021
即受診をの意味を履き違えてる方もちらほら見受けられます。翌日の朝イチに行けという意味ではありません。
即とは即時、つまり咬まれた直後に受診という意味です。
感染が成立する前に適切な処置を受けることが理想なため、「咬まれたら翌日朝イチで病院♪」とか悠長なこと言ってられません。— 東京勤務の獣医さん かえる HPVワクチン2回目接種済み (@juisan1013) September 5, 2021
これは、かなり勉強になりますね……。
猫に咬まれたら即病院！ 覚えておきたいですね。
とにかくすぐに処置を行うのが優先になるため、身近ですぐ診てもらえる病院に駆け込みましょう！
そして一番危険なのは、やはり自己判断。
猫に噛まれたら水道水で十分に傷を洗浄し、医療施設を受診しましょう！
引用：『動物咬傷』, 北里大学メディカルセンター形成外科, 2021-9-15
