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ワンタップで自動記録! ライフログアプリ「Moves」

移動距離や食事、使ったお金など、自分のその日の行動を記録できるいわゆる「ライフログ」と呼ばれるアプリは、手動で記録しないといけないアプリも少なくありません。入力を忘れたり、サボったりすると、そのままアプリを使わなくなってしまう・・・という話もよく聞きます(昔からよくある、日記などの3日坊主と同じですね)。

Facebookが買収したフィンランドのメーカー・ProtoGeo社が開発したライフログアプリ「Moves」の優れた点は、この手動入力の手間を限りなくゼロに近づけた点にあります。Movesは、起動させておくだけで1日の移動距離や移動経路などを自動的に計測してくれるアプリです。

■移動手段の自動判定とカスタマイズ

現代の私たちの日々の移動手段は、もちろん「歩くこと」だけではありませんよね。電車に乗ったり、自転車に乗ったり・・・あなたも様々な移動手段を組み合わせて、目的の場所に移動していることでしょう。

従来の多くの歩数計アプリの場合、実際には歩いていない時にも振動で歩数がカウントされ、正確な数字が測れないなんてこともままありました。その点、Movesは起動させておくだけで「徒歩」か「交通機関」か、移動手段を自動判定して記録してくれます。さらに移動にかかった分数が表示され、長時間止まっていた時はその場所の「地図」が記録されます。

また、「交通機関」やその場所で行っていた「行動」を後から編集することも出来ます。その選択肢もバラエティに富み、飛行機からダウンヒルスキーまで様々な選択肢から選べるので、日常生活だけではなく休暇でアクティビティを楽しむときにも使えます。

「地図」もエリア内にある多数の店名や施設名などの候補から選択して記録できるので、自動記録の利便性とカスタマイズ性の両方を兼ね備えています。自分が移動したルートを地図で見返せるのも面白いです。

■時間、歩数、距離、消費カロリーが一目でわかる

アプリ画面に並ぶカラフルな円はシンプルかつスタイリッシュ。まるでMovesの利便性、都市生活との親和性といったアプリの性格を表しているようです。

グリーンの円は「徒歩」、ブルーの円は「自転車」、ピンクの円は「走る」、と移動手段ごとに異なっています。また、円の大きさは移動量を表しており、円の中に時間、歩数、距離、さらに事前に身長体重などを設定しておけば消費カロリーも表示されます。他の数十種類のアプリと連携して、さらに細かい記録を取ったり、メールで記録を送ったりすることもできます。

1ヶ月前、さらには1年前の自分の行動を振り返って楽しむことができるのもライフログアプリの特徴です。できる限り「徒歩」で移動して健康目標を立てたり、「自転車」を使ってダイエットにチャレンジしたり・・・。普段の生活習慣を見直すキッカケになるかもしれませんね。

Moves(iOS版)(Android版)
開発:ProtoGeo
価格:無料

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