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箸置きにまつわる正しいマナー

食事中の箸遣い。大人として、正しい持ち方が見られている、というのは当然ですが、その次の段階として押さえておきたいのが「箸置き」です。箸置きが用意されたお店での食事中、お箸を休める度に毎回きちんと箸置きに置いていらっしゃいますか?

ある程度のランクの和食店であれば、箸置きは必ず用意されているもの。ところが、多くの方(特に男性!)は、食事を始めて2~3回程はそちらに置いているのですが、それ以降は「渡し箸」にしてしまうようです。茶碗や器の上に橋のように渡して置くこの「渡し箸」は、もちろん箸遣いのタブーでもあります。「おいしくない」「食事終了」の意味もありますので、お気をつけください。

では、箸置きがないお店ではどうしたらいいのか?用意されていない所では、それは仕方がないので渡し箸でもやむを得ない、ということになります。箸袋を軽く結んで、箸先を少々入れる、というのも結構かと思いますが、わざわざ小さく折って美しい「自家製箸置き」を作る男性は、器が小さく見えてしまうことも……。 (撮影:木村利美)

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