肌のシミや日焼けの原因となってしまう紫外線、女性はなるべく浴びたくないですよね。とくに日差しの強い夏季は、日傘をさしているのをよく見かけます。帽子、長袖、さらには黒い長手袋……紫外線対策ばっちりでお出かけの方も少なくありません。それでも、多くの方が無防備にしてしまう部分、そして洋服選びのコツがあります。
■目に紫外線を入れると肌のシミの原因になる
目に強い紫外線を浴びると、角膜が炎症を起こします。その刺激が脳の視床下部に伝達され、脳が防御反応としてメラニンを作るホルモンを分泌。それが血液で全身に運ばれ、体のいたるところでメラニンを作ってしまいます。
その結果、紫外線を直接浴びていない肌にもシミができてしまいます。夏のお出かけには、紫外線をカットする帽子や日傘の他に、サングラスなど目への紫外線を防げるアイウエアも忘れないようにしましょう。
■もっとも紫外線を通さない衣服の色は黒ではない
紫外線を吸収してくれる衣服の色は「黒」だという認識の方が多いと思います。実際に『林先生が驚く初耳学!』で紹介されたデータによると、黒い服は白い服と比較しておよそ6倍以上もの紫外線防止指数だということがわかったそうです。
じゃあ黒い服でいいじゃないか、と思われるかもしれません。しかし、このデータに基づくと、黒以上に紫外線を通しにくい色は「黄色」だということがわかりました。紫外線を徹底的に防止するのなら、黒と黄色を組み合わせてコーディネートするのが良さそうですね。
今回の紫外線対策、初耳でしたか? もしかすると美白自慢のあの人は、こんなところで差をつけていたのかもしれません。知らなかったあなたは、ぜひ今後、実践してみてはいかがでしょうか。