ライフ

Wikipediaを丸写しする大学生……そんな大学生に対して教授が出した課題に「逆転の発想」「お見事」称賛の嵐

諸外国と比べて大学生の勉強に対する熱意が低いと言われている日本。文部科学省によると、アメリカでは84.4%の学生が「授業に対し6時間以上勉強している」と答えたのに対し、日本で6時間以上勉強しているのは、わずか33.2%でした。

そんな日本の大学生に関しての、らくからちゃ@プランクに夢中(@lacucaracha)さんの投稿が話題になっています。

Wikipedia丸写しのレポートに辟易した教授が

「Wikipediaの●●という項目に書いてある内容は正しいのか自分なりに調べてまとめてこい」

って形式の課題にしたら、わりとマジメに調べるようになったって話は面白かったなあ。

本来、レポート作成時にWikipediaを参考文献にするというのはご法度なのですが、そのまま丸写しする大学生も少なくないようです……。これは由々しき事態ですね。そんな生徒をただ怒るのではなく、マジメに取り組むように指示の仕方を変える。素晴らしい教授さんですね!

この投稿には、称賛の声が多数集まりました。

また、らくからちゃ@プランクに夢中(@lacucaracha)さんは、日本の大学生の「コピペ癖」の理由をこう分析しています。

結局ね。最初から「自分の意見を整理してまとめる」ってのは無理があるんです。それが要求事項なら、完成された他人の意見の丸写しになる。 何か学ぶ時にまず必要なのは「どうしてそうなったか」を自分なりに再検証していきながら解きほぐすプロセスであって、この課題の出し方はグッドだと思ったなあ

確かに、最初から自分の意見を整理するのはなかなか難しいかもしれません。ただ答えを求めるだけでなく、内容を咀嚼しながら学べるように導いてあげると、より質の高い学びができるかもしれませんね。

ただ、生徒側の意欲が低すぎると、こういった指導も意味をなさないこともあるでしょう。意欲を持った生徒を増やし、正しい指導のもと成長できるよう、日本の教育環境がよりよくなっていくことを願うばかりです。

  • シェアする
  • このエントリーをはてなブックマークに追加