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芸能人・小島瑠璃子の "男性観" に、私がアグネス・ラム以来ハマりつつある理由とは

写真:YUTAKA/アフロスポーツ

 

この1ヵ月ほど、「こじるり」ことタレントの小島瑠璃子(26)の恋愛観や「好みのタイプの男性」がネット上でどんどんと上書きされ、その奔放すぎる主張がちょっとした物議を醸しているという。

まず、5月31日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した小島は、(VTR出演した)飲み仲間のタレント・SHELLY(36)から

「こじるりはですね〜、恋愛体質なんですよね」

「(しかも)なかなかの面食いです」

「『男は顔だ!』という発言を何度も聞いたし、仮に男性とケンカしても、翌日ふと顔を見たときに『めっちゃイケメンだったら許せるじゃないですか!』とも豪語していた」

……なんてことを暴露されている。あと、これは前にもcitrusで書いたが、4月21日に元AKB48の板野友美(28)とインスタライブを開催した際、筋トレをする男性について、

「筋トレって、世界で一番意味わからない。努力の方向が筋トレじゃなくて、筋肉がつくなにかをやればいいと思う。ラグビーやってて筋肉がつく、とか、格闘技やってて筋肉がつく、っていうほうが好き。男たるもの、見せるための筋肉じゃなくて使える筋肉を持っとけよって思う。だって、なにかあったときに人の役に立つ筋肉のほうが良くない? どうすんの、見かけだけのムキムキ」

……と持論を展開し、ちまたの筋トレマニアから非難囂々。「筋トレって筋トレしてる人にとって聖域なんだってことがわかったよ。ごめんよ」と謝罪にまで追い込まれるハメとなった。さらには、同インスタライブでは、

「(理想の結婚相手は)私の年収に引かない人がいい」

……とも断言した……のだそう。

さて。では、ここまでのこじるり情報を簡単にまとめてみよう。

(1)恋愛体質
(2)「男は顔!」至上主義者
(3)「見た目だけの筋肉」は嫌
(4)私の年収に引かない男が好き

最大公約数的には「嫌な女」とジャッジされがちな “条件” ばかりなのかもしれない。しかし、個人的にこじるりの顔はあまり好みではないのだけれど、彼女の「恋愛観」はじつのところ、私にとってドンズバだったりする。

まず、(1)。「恋愛体質」の女子はズバリ「話が早い」。「最低でも半年はトモダチとして付き合ってみないと…」みたいなまどろっこしいステップはすっ飛ばして、極論「出会って2時間」でもフィーリングが合えば恋愛関係へと到れる(可能性もある)スピード感が素晴らしい。この手のタイプは“見切り”の反射神経も得てして優れており、もし「失敗」だと感じたら、すぐさよなら……その繰り返しで“恋愛偏差値”をおのずと高めていくのである。

(2)の「男は顔!」も最高だ。そもそも「性格」ってえのはどうにだって解釈できる。たとえば「誰にでもやさしい→八方美人」「意志が強い→偏屈」といった風に……。いっぽうの顔(容姿)は、たとえば「切れ長の眼」を「つぶらな瞳」と言い換えることは絶対にできない。つまり、絶対的な判断基準なのである。だから、整った顔の造形(=優性な遺伝子)にこだわるのはむしろ人間、いや動物としての種族保存本能に近いプリミティブなリビドーなのではなかろうか。

(3)の「筋トレ男子」に関しては、前出のcitrusコラムにも書いたので、今日詳細を述べるのはやめておく。で、最後の(4)。「私の年収に引かない」との物言いは、一見だと「私以上に稼いでいる男性が好き」と捉えられがちではある。が、私は「男女の年収差」という些末な、あくまで一側面でしかないちっぽけな要素に妙なプライドやコンプレックスを抱いてしまう「器の狭い男が嫌い」といったメッセージ……だと、私は分析している。つまり「俺は俺!」と堂々とさえしていれば最悪“無職”でもOKなわけだ。たぶん……。

ちなみに、私は一度も直接会ったことがない、いわゆる「芸能界に属する女性」にはアグネス・ラム以降ハマったことがない、典型的な「遠くの芸能人より身近な一般人」派であるのだけれど、もしかすると40年以上ぶりに「遠くの芸能人」であるこじるりに、じわじわとハマりつつあるのかもしれない。「人間、加齢するごとにピュアな少年少女へと先祖返りしていく」ってことか?

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