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出会いを引き寄せる「ちょうどいいストライクゾーン」の設定方法

■出会いがない2つの理由

恋人が欲しいと思っていながら恋人いない歴を更新している場合、あなたが設定している好みのタイプが適正ではないのかもしれません。人間の脳は視界を通じて入ってくる膨大な情報から、心に描いたものと同じ、あるいは似たものにフォーカスが当たるよう、無意識に整理をしています。

好みのタイプが極端なために、すでに出会っているかもしれないあなたにふさわしい相手とすれ違っているとしたら、実にもったいないこと。たくさんの人と接していようと「なかなか出会いがない」と嘆くあなたは、以下のいずれかの状態になっていないか、自身を振り返ってみましょう。

・1:生活フィールドがずれている

条件が厳しすぎれば、おのずとフィルターを通過する異性はなかなか出現しないもの。最も考えられる要因は、条件に見合った相手とあなたの生活フィールドがずれていること。

たとえばイケメンの芸能人が理想だとして、テレビ局や芸能関係の仕事をしているならともかく、テレビで毎日観ているだけでは、現実の出会いには一歩も近づきません。超お金持ちの御曹司がいいと望んでも、同じ学校や社交界といった御曹司たちの生息エリアにまったく縁のない生活をしている限り、出会う確率はほぼないでしょう。少女マンガやドラマのような偶然を待つというのは、あまりに非現実的です。

一番の問題は、物理的に出会えないことよりも、出会っても選ばれないかもしれないこと。多くの人は、自分と釣り合いのとれる相手に親近感を抱きやすいといいます。あなたが理想とするタイプが手の届かない憧れだとしたら、たとえ出会っても進展を望むのは難しいでしょう。

・2:条件を広げすぎている

なかなか恋人ができず焦るあまり条件を広げすぎてしまうと、どこにも照準を合わせられなくなってしまいます。誰でもいいという条件の裏には、自分を好きになってくれる人ならという前置きがあります。本当に誰でもいいわけではないのです。よほどあなたが外見も内面もモテるタイプでない限り、何の努力もなしに相手のほうから恋愛対象として好きになってもらえるのはレアケース。そもそもモテるならば、恋人が欲しいのにできないなんて悩みは生じないはず。

逆の立場で考えたらどうでしょう。あなたがちょっといいなと思う相手と親しい関係に進展したとします。相手が誰でもよかったと知ったらがっかりですよね。恋愛は1対1が基本。数打ちゃ当たる発想では、うまくいかなくて当然です。

ではいったい、自分にとってのストライクゾーンは、どのあたりに設定するのが「適正」なのでしょうか。

■環境を変えるか、あなたが変わるか

自宅に引きこもっている人でもない限り、ほとんどの人は毎日たくさんの人とすれ違ったり接したりしています。なのに出会いがないのは、自分の好みに合った人がいないだけでなく、あなたを好みだと思う人も現れていないということ。シビアな現実を打開するには、生活環境を変えるか、あなた自身を変えるしかありません。何かひとつ変えれば、今の状況は変わるかもしれないということでもあります。

引越しや転職、サークルに入ったり習い事をしたりするなど、環境を変える方法はいくらでもあります。ここではあなた自身を変えるポイントを挙げてみましょう。

・1:個性は殺さず、弱点を克服しよう

万人受けする「好感度ナンバーワンタレント」のようになれば、恋の可能性は今よりずっと高くなるでしょう。だからといって、雑誌に出ている「モテ服」「愛されヘア」をそっくり真似すればいいというものではありません。恋が生まれるきっかけは、相手にとってあなただけがキラリと輝いて見えた瞬間から始まります。森の中の木の葉のごとく目立たないのは逆効果。あなたの個性は、隠したり殺すのではなく、あなたらしく生かしたほうがいいのです。

ただし、あまりに非常識だったり周囲が呆れるほどだらしないといった弱点は、直せないまでも直そうという努力は必要。際立つ個性と開き直っていては、恋愛対象から遠ざかるだけです。

・2:理想は崩さず、条件を広げよう

条件について厳しすぎたり緩すぎたりしていると思うあなたは、条件そのものの見直しが出会いを増やす一番の近道です。そのときに意識したいのは、自分にとってはずせないポイントだけは死守し、譲歩できるポイントだけを緩めること。誰でもいいと思っているならば、過去のうまくいかなかった恋愛から絶対NGなタイプを見極めましょう。

ずっと同じように生きていても、誰しも平等に年を重ねていくもの。出会いを求める独身の異性の絶対数が少なくなる以上、年齢があがるごとに恋愛対象となる相手が減少するのは当然なのです。たとえば身長や体型などの外見が譲れないのであれば、対象とする年齢を広げてみましょう。逆に年収が譲れないのであれば、バツイチの独身も範囲に入れたり、外国人も視野に入れてみると、出会える確率は格段にアップするはず。

頭であれこれ考えず、運命の出会いを夢見るのもひとつの考えですが、まだ恋が始まらないうちだからこそ自分を見つめ、よりよい出会いを求めてみてもいいのではないでしょうか。

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