ライフ

「赤いユニフォームは勝率が高い」は本当か?

マンUもミランも、確かに「赤」

スポーツシーンで“レッドデビルス (赤い悪魔)”というニックネームをよく耳にする。サッカー界でもそう呼ばれるチームはたくさんあり、日本代表の香川真司が所属しているイングランド・プレミアリーグの「マンチェスター・ユナイテッド」や、ベルギー代表は特に有名だ。“悪魔”のように憎らしいほど強いという意味が込められているのだが、それが“赤”という点にも理由がある。

実は2008年にイギリスの研究者が“赤いユニフォームのサッカーチームが、ほかの色のユニフォームのチームよりも勝率が高い”というデータを発表した。これは脳科学的にも正しいようで、“赤い服”を着ると男性ホルモンのテストステロンが分泌され、元気になることが分かっている。また、生物学的にも“赤”は繁殖行動に深い関わりがあり、異性を惹きつけ闘争心を掻き立てる色とされている(ちなみにファッション界においても“赤いネクタイ”は“パワータイ”と呼ばれる特別なアイテム。アメリカ大統領が重要な場面などで着用し、広く用いられるようになった)。

確かにJリーグでも、赤をチームカラーにしている「鹿島アントラーズ」、「名古屋グランパスエイト」、「浦和レッドダイヤモンズ」は、J1常連の名門ばかり。イタリア・セリエAの「ACミラン」に移籍し、“ロッソネロ (赤&黒)”をまとっている本田圭佑は、色の面からも成功が約束されていると言えるかもしれない。もしかしたら日本代表も、“サムライブルー”ではなく“ヒノマルレッド”に変えた方がもっと強くなるかも!?


<関連リンク>
名選手を支える“スパイク職人”とは? ~本田圭佑編~
やっぱり、愛だろ、愛~夫婦愛編
All About_Football(オールアバウト フットボール) Facebookページ
  • シェアする
  • このエントリーをはてなブックマークに追加