「なぜかお金持ち」な人が意識していること

この問いに対してどう答えますか。

「生活するためにどうしても必要なもの」「自分の生活をより良くしてくれるもの」・・・色々な答えがあると思いますが、お金に対してポジティブな印象がある人とネガティブな印象を抱いている人がいます。「なぜかお金持ち」な人はほぼ前者です。

お金が好きな人もそうでない人も、社会的な生活をする場合、お金から逃げることはできません。トラブルに巻き込まれたなどでお金にマイナスイメージを持っている場合でも、お金そのものには非はありません。

お金の問題から逃げることができないなら、お金は自分の人生をより良くしてくれる、というように意識的にプラスイメージを持ったほうが資産を形成するにあたってプラスに働きます。

当たり前のことですが、出したお金に見合った価値があるものを買うことが大事です。

何かを買う前に「これは自分にとってどれだけ価値があるのか」ということを都度考える習慣をつけると、ムダ使いが減ります。

なぜ買うのか？を自問自答して、他人への見栄などの感情があると思った場合は、本当に買う価値があるのか、もう一度冷静に考えてみましょう。思っているほど他の人は自分の持ち物などには興味を持っていません。興味があったとしてもほんの一時的なものです。

一方、「なぜかお金持ち」な人は、高価なものでもそれに見合う価値があれば買うという方が多いです。払う金額の大小を基準にするのではなく、払ったお金と同等または同等以上の価値が得られるのであれば買います。

価値を考えて物を買うことで「100円だからいいや、買っちゃえ」ということも少なくなるでしょう。

お金が貯まらない人は、｢新しいもの好き｣｢付き合いが良い｣｢人の目を気にする｣人が多いです。新しいものをどんどん試したり、付き合いでよく飲みに行ったりするので、贅沢をしているつもりはないのになぜかお金が貯まりません。

お金を貯めるためには、消費にメリハリをつけることが大事です。とくに毎月必ずかかる固定費は一度書き出してみて、ムダがないかチェックしてみましょう。外食を我慢して毎日の食費をちょっとずつ節約する、電力会社のプランの変更、携帯や保険の見直しなどができるでしょう。

ただ締めるだけだと精神衛生上よくありませんし、長続きしませんので、これだけにはお金を使うということも決めておきましょう。「なぜかお金持ち」な人は、年に1回の海外旅行にはお金を惜しまない、自分の趣味には●万円の範囲内で自由に使うなど、自分なりのルールを決めてお金を貯めている人が多いです。

これは仕事もプライベートも同じだと言えます。がんばれば達成できそうだと思えるムリのない貯蓄プランを立ててみましょう。何年後までに何万円という目標を立て、毎月どれだけ貯めれば良いか考えてみましょう。

また、目的もなく何となく貯めようとしても挫折してしまいますので、貯める目的と、貯めたお金をどうするかもはっきりさせておきましょう。半年に一度目標をクリアしたら、ちょっと贅沢な外食をする、旅行に行くなど、自分にご褒美をあげるのもよいでしょう。

筆者の経験から、「なぜかお金持ち」な人はたくさん稼いでいる人、というよりもお金にプラスイメージがあり、ブレない金銭感覚をもっている人が多いように思います。ぜひこれらが参考になれば嬉しく思います。

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