ライフ

トリック・オア・トリート!ハロウィンの由来

ハロウィン
トリック・オア・トリート!の声とともに、仮装をして楽しむイベントといえばハロウィン。その由来をご紹介します。

■なぜハロウィンは10月31日なのか?

ハロウィンが行われる10月31日は、中部ヨーロッパを起源とするケルト人にとって一年の最終日でした。年の瀬に死者の霊に混じって現れる悪霊から身を守るため、仮面を被って魔除けの儀式をしていたことがハロウィンのルーツになっています。ハロウィンという名前は、11月1日の「諸聖人の日」の前日(All Hallow's even)からきていると言われています。

ケルト人にとってのハロウィンは、魔除けという点では、日本人にとっての除夜の鐘と似ているのかもしれません。

■アメリカのイメージが強い?

ハロウィンは、アメリカのお祭りというイメージがある方も多いのではないでしょうか。ですが、アメリカの行事として定着したのは20世紀に入ってからです。アメリカのイメージが強いのは映画の影響があります。

日本でも大ヒットしたスピルバーグ監督の「ET」でもハロウィンのシーンがありますし、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」でもハロウィンがフィーチャーされています。

■伝統的なハロウィンが残っているアイルランド

日本のハロウィンも楽しいですが、昔ながらのハロウィンを見てみたいなら、今年の9月18日に独立を問う住民投票が実施されたスコットランドのすぐそばにあるアイルランド共和国へ。アイルランドには伝統的なハロウィンが今も受け継がれています。日本からアイルランドまでは乗り継ぎを計算して約15時間。一生に一度ぐらいは本場アイルランドでハロウィンを体験してみてもるのもいいかもしれませんね。

<関連リンク>
川の名前と一緒に書いてある「一級河川」って、何が「一級」なの?
実は厳密、玉入れの公式ルール
今川焼き、地域で呼び名が異なる!?  「ウソでしょ!」と思ってる方は友人や同僚に聞いてみて!
  • シェアする
  • このエントリーをはてなブックマークに追加