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イーロンマスクが実践した睡眠の質の上げ方…カフェインは睡眠の何時間前から避けるべきか知っていますか?

宇宙開発企業スペースXの創設者およびCEO、電気自動車企業テスラの共同創設者およびCEO、オンラインコンテンツ出版ソフトを提供するZip2社の共同創設者、オンライン決済サービスのX.com社の創設者と、いくつもの企業のリーダーとして活躍するイーロン・マスク。最近では、ツイッター買収問題でも世間を賑わしています。

フォーブスの長者番付によると、2022年時点で2190億ドル(約26兆9100億円)の資産を有するといわれています。

これだけ多くの事業に関わっているマスクは、休むヒマがありません。彼は週120時間の労働時間を実現するため、健康に良くないと感じながらも、大量のカフェインを摂取していました。

しかし、数年前からマスクは、カフェインの摂取量を極端に減らすようにしました。1日8本も飲んでいたダイエット・コークを1日1~2本に減らし、水を飲むように習慣を変更。そして、就寝6時間前には一切カフェインを摂らないように決め、毎日の就寝時間を管理するようにしたのです。すると、睡眠の質が向上したといわれています。

学術誌『ジャーナル・オブ・クリニカル・スリープ・メディスン』に掲載された実験で、複数の被験者に異なるタイミング(就寝間際、就寝3時間前、就寝6時間前)でカフェインを摂取してもらったところ、すべてのタイミングで睡眠が阻害されることが明らかになりました。これまでは、就寝数時間前のカフェイン摂取は良くない」というのが定説でしたが、実は6時間も前でも摂取しすぎると悪影響があるとわかったのです。

カフェインには覚醒作用があり、摂取後約30分で血中濃度がピークに達し、健康な人でも半減するのに約4時間かかるといわれています。

質の高い良い睡眠を得るために、就寝前のカフェインの摂り方を見直してみてはいかがでしょうか?

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