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子どものスマホデビューは料金と安全機能を重視しよう

進級や新入学を機に、お子さんからスマホをねだられているご家庭も多いのではないでしょうか。スマホがあれば、塾や習い事など単独で行動するようになった子どもとの連絡に便利ですし、今や子ども同士のコミュニケーションでは不可欠な存在になっています。
ですが、ただでさえ迷いがちなケータイ選び、子どもに持たせるとなるとなおさらです。とくに気になるのは、料金と安全面ではないでしょうか。毎月の出費はなるべく抑えたいですし、昨今報道されるようなネットがらみの事件に子どもを巻き込ませたくはありません。
毎月の料金を安く済ませるなら、MVNOの格安スマホも良さそうです。しかし、端末の購入費用や家族トータルでの料金を考えると、必ずしもベストな選択とは言えません。そして、有害サイトへのアクセスブロックなど、安心・安全面の対応は、大手キャリアのほうがはるかに進んでいます。

■想像以上にパケットを消費する子どもたち

先ほど述べたように、中高生にもなるとスマホが友だちとのコミュニケーションの中心になります。親の世代が子どもだった頃、テレビ番組が話題の中心でしたが、それがスマホに取って代わったイメージです。使い方はかなりヘビーで、友だちに紹介されたアプリをダウンロードしたり、人気の動画を見たりと、かなりのデータ量を消費します。そのため、格安スマホで設定されている2〜3GBでは足りないケースがほとんどでしょう。かといって、最初から大容量のデータパックを購入するのも不経済です。
子どもにスマホを使わせるなら、大容量のデータ利用に対応し、しかも家族間で容量が分け合え、余った容量や翌月に繰り越せる、そんなプランがベスト。ドコモの新料金「カケホーダイ&パケあえる」に登場した「シェアパック」は、まさにそんな家庭にとって理想的なプランです。

シェアパックでは、これまで個別に契約していた家族のデータ定額プランをまとめることで月々の料金を安くできます。一例を挙げてみましょう。
家族4人で従来プラン(Xiパケ・ホーダイ フラットおよびライト)の場合、7GB×1人、3GB×3人(計16GB)でデータ利用料は1万9800円になりますが、「シェアパック15」では15GBで1万3000円(ずっとドコモ割15年以上適用の場合)。毎月6800円安くなります。しかも25歳以下の家族には「U25応援割」が適用され、1人につき1GBのボーナスパケットがもらえます。子どもが2人なら合計17GBと想定した従来プランよりも多くなります。しかも家族で分け合えるだけでなく、余った容量は翌月に繰り越せるので、無駄がありません。夏休みなど、いつもよりデータ通信が多くなりそうな時期でも安心です。
家族でデータ通信の容量(パケット)をシェアすることで、従来プランよりも大幅に料金が安くなる。しかも容量を分け合うから無駄がない。
さらに、5月31日までのキャンペーン期間中なら、「U25応援特割」が適用され、スマホの基本料が最大12か月間割り引かれます。その額は、25歳以下が毎月1,850円、その他家族は毎月1,350円。スマホのカケホーダイプランは月額2,700円ですから、子どもは月額850円、親は1,350円で通話し放題になるのです。
 

■鉄壁かつ柔軟性の高い安心サービス

子ども向けの安心・安全サービスが充実しているのも、大手キャリアならでは。ドコモが無料で提供する「アクセス制限サービス」は、出会い系サイトなど有害なサイトへのアクセスをフィルタリングによってブロック、犯罪などの危険から子どもたちを守ります。フィルタリングは段階的に設定でき、小学生、中学生、高校生と成長に応じて変更していけます。

ただ現実問題として、フィルタリングは厳しく設定すると、有害ではないサイトも見られなくなることがあります。たとえば、一般的には子どもは利用しない方が良い掲示板サービスですが、学校や塾が運用しているケースもあります。「アクセス制限サービス」では、個別に利用を許可できるなど、柔軟な運用が可能です。
よく聞くのは、最初のうちはフィルタリングをかけていたが、見られないサイトが多いので外してしまったという話です。その結果、子どもが有害サイトにアクセスし放題になってしまう。そんな事態もドコモの「アクセス制限サービス」であれば防げるでしょう。
危険を及ぼすサイトはもちろん、子どもにはふさわしくないサイトへのアクセスを制限。制限するカテゴリーは子どもの成長に合わせて変更可能。
そして、子どもに持たせるAndroidスマホにインストールしておきたいのが、「あんしんモード」アプリです。「あんしんモード」には、次のような機能が備わっています。

・アプリのインストール制限
・アプリの起動制限
・通話の発着信制限
・Wi-Fi経由通信の制限
・「ファミリーブラウザ for docomo」との連携
・歩きスマホ防止機能

勝手にアプリをインストールできなくするのはもちろん、起動できる時間帯も設定できるので、「夜9時以降はネット禁止」というルールを親がうるさく言うことなく守らせることが可能です。
アプリのインストールや起動できる時間帯などを細かく設定できる「あんしんモード」。設定を見直すために、子どもと話し合う機会を持ってみてはいかがだろう。
また、「アクセス制限サービス」のフィルタリングは、Wi-Fi接続では機能しない仕様になっていますが、このアプリでWi-Fiを制限することで、有害サイトへのアクセスが完全にブロックできます。出先で知らないWi-Fiに接続することはセキュリティ上も好ましくないため、設定しておいたほうが無難でしょう。
とはいえ、自宅などWi-Fiで接続させたい場合もあります。そこで、「あんしんモード」に追加されたのが、Webブラウザ「ファミリーブラウザ for docomo」への対応です。「ファミリーブラウザ for docomo」は、Wi-Fi接続でも有害サイトへのアクセスをブロックできるので、子どもに使わせるブラウザに設定しておきましょう。

「あんしんモード」は他にも、スマホを紛失したときに位置を探す機能や遠隔によるロックや初期化にも対応。子どもがスマホを落としてきたという事態にも冷静に対処することができるでしょう。

■ドコモなら端末の選択肢も幅広い

最後にもうひとつ。中高生にもなると、スマホに関する知識はかなり高く、それなりのこだわりを持つようになります。筆者には中学生の娘がいますが、友だちの間ではiPhoneの人気が高いようです。
ドコモであれば用意されているスマートフォンのバリエーションが豊富で、iPhoneを含め好きな機種を選ばせることができるでしょう。どうせ子どもの使う物だからと、低スペックの端末にしてしまうと、すぐに買い替えることになり結果的に高く付くことにもなりかねません。

さらにドコモなら、「月々サポート」により、端末の購入費用が軽減されます。家族のシェアパックやU25応援割などとあわせて、トータルではかなりリーズナブルにスマホを運用することが可能になります。
トータルでの経済性や安心・安全を考えれば、子どものスマホデビューはドコモが最有力と言えるのではないでしょうか。

【関連リンク】
新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」
アクセス制限サービス
あんしんモード

取材協力:NTTドコモ
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