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マックの店員に「どのサンドイッチ?」と聞き返された件

外国のお店でCandy, please.(キャンディください)と言って、店員さんが出してきたのはなぜかチョコレート。「candy(キャンディ)がchocolate(チョコレート)に聞こえてしまうほど、私の発音は悪いのか!?」なんて、心配する必要はありません。実はアメリカではchocolateはcandyの一種。「スニッカーズ」などのチョコ・バーは、candy barと呼ばれます。

他にもあります。アメリカで最もポピュラーなサンドイッチはpeanut butter and jelly。「ピーナッツ・バターはともかく、パンにjelly(ゼリー)?」と思ってしまうかもしれませんが、この場合のjellyは基本的にジャムのこと。同様にjelly donutもゼリー・ドーナッツではなくジャム・ドーナッツなのです。

英単語はこのように、日本の学校で教わったのとは、ちょっと使われ方が違うことがあります。例えばcoke(コーラ)はsoda(ソーダ)の一種なので、sodaと頼んでcokeが出てくることも。pepperは「コショウ」とは限らず日本で言う「パプリカ」を指すこともあり、hot pepperと言えばおなじみ「トウガラシ」。なお、sandwichはパンに具をはさんだものの総称なので、マクドナルドのhamburgerもsandwichの一種。外国のマクドナルドに行って「Which sandwich?(どのサンドイッチ?)」と聞かれ、「いえ、hamburgerを注文したい」なんて、思わなくても大丈夫なのです。 (執筆:足立 恵子)

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