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年会費が安い、お得なゴールドカードを徹底比較! おすすめはどれ?

ゴールドカードは一般のクレジットカードに比べ、ステータスやサービスがより充実しています。しかしその反面、毎年何万円もの年会費を定期的に支払う必要があり、ゴールドカードは欲しいけど年会費が高くて申し込めない!という方も多いのではないでしょうか。そこで、年会費にあまり負担の掛からないゴールドカードを紹介します。

■Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD


Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD

年会費:1,950円(税込)

オリコカード・ザ・ポイントのゴールドカードです。こちらは年会費が1,950円(税込)で、格安のゴールドカードとなります。オリコカード・ザ・ポイントと比べると、入会してから6ヶ月間はポイントが2倍になる特典などのポイント還元率に変化はありませんが、オリコモールを経由して買い物をすると、還元率が+0.5%から+1%にアップする特典があります。
 
→オリコカード・ザ・ポイントの詳細を見る
 
また、iDやQUICPayの利用額からも0.5%の還元が受けられるため、電子マネーの利用もお得。最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯された点もメリットですが、その一方で空港ラウンジサービスが付いてないのは残念な点です。
 
普段の生活から旅行に至るまでの様々なジャンルで割引が受けられるOrico Club Offサービスもゴールドカードならではの特典です。
 
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDは、他のカードと比較してポイント還元率が非常に優れています。入会して6ヶ月以内であれば、オリコモールを経由しAmazonで買い物するとポイント還元率は3.5%となります(オリコモールの経由はオリコモールからAmazonへアクセスするだけですので非常に簡単です)。オリコモール経由に関しましてはこちらの記事を参考にしてください。
 
空港の利用があまりなく、ネットショッピングの利用が多い方には最強の一枚となりますね。
 
→オリコカード・ザ・ポイント・プレミアム・ゴールドの詳細を見る

■NTTグループカードゴールド


NTTグループカードゴールド

年会費:5,400円(税込) 年間利用額100万円以上で無料
 
NTTグループカードのゴールドグレードカードです。こちらは年間利用額100万円以上で年間費が無料となるため、ハードルの低いものではありません。また、ポイント還元率やキャッシュバックコースはNTTグループカードレギュラーと同様です。
 
→NTTグループカードレギュラーの詳細を見る
 
NTTグループカードゴールドには、最高5,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯、最高5,000万円の国内旅行傷害保険が利用付帯されています。また、国内主要空港28ヵ所のラウンジとハワイ・ホノルル国際空港と韓国・仁川空港のラウンジまで無料で利用できる空港ラウンジサービスも提供しています。
 
さらに、海外から帰国した際に空港から自宅まで手荷物を無料で配達する「国際線手荷物宅配優待サービス」や、海外主要51都市にて日本語で旅行をサポートする「海外アシスタンスサービス」があり、質の高いサービスが充実しています。
 
→ゴールドカードでラウンジを無料で利用してみた!
 
既存のNTTグループカードレギュラーに付帯されていた旅行関連割引サービスもそのまま利用できるので、旅行好きには大変お得なカードです。

NTTのインターネットやケータイを利用する方で、国内・海外旅行が好きな方に強くおすすめするゴールドカードです。
 
→NTTグループカードゴールドの詳細を見る

■JCB GOLD EXTAGE


JCB GOLD EXTAGE

年会費:3,240円(税込) 初年度無料29歳以下のみ申込可
 
JCB GOLD EXTAGEは29歳以下の方が利用できるカードです。初年度の年会費は無料、次年度以降からも3,240円という格安のゴールドカードです。
 
還元率に関してはJCB一般カードと変わりはなく、セブン-イレブンやイトーヨーカドー、スターバックスでの利用がお得です。入会後3ヶ月はポイントが3倍で還元率が1.5%となります。その後、入会4ヶ月以降はEXTAGEボーナスが適用されるため、ポイントが1.5倍で還元率は0.75%となります。
 
なおEXTAGEボーナスは年間20万円利用することで次年度も適用されます。
 
→JCB一般カードの詳細を見る
 
JCB一般カードだと国内・海外旅行傷害保険は最高3,000万円(利用付帯)となりますが、JCB GOLD EXTAGEは両者共に最高5,000万円に引き上がります。また、国内主要空港のラウンジとハワイ・ホノルル空港のラウンジが無料で利用できる「空港ラウンジサービス」も付帯しています。格安の年会費のカードとしては非常に良いサービスです。
 
他には年中無休、電話にて医療・健康・介護・育児等の相談ができる「ドクターダイレクト24サービス」や、「手荷物無料宅配券(片道)サービス」など、JCB GOLD EXTAGEには普段の生活から旅行に至るまで様々な領域に関するサービスが付帯されています。
 
セブンイレブンやイトーヨーカドー、スターバックスの利用が多く、国内旅行が好きな方におすすめのゴールドカードです。なお、会員の年齢が30代になると自動的に年会費10,000円のJCBゴールドへ切り替えとなりますので注意しましょう。
 
→JCBゴールドエクステージの詳細を見る

■MUFGカード ゴールド


MUFGカード ゴールド

年会費:2060円(税込) 初年度無料
 
MUFGのゴールドカードです。年会費は初年度無料、次年度以降は2060円(税込)です。還元率は最大0.5%で決して高いものではありません。しかし、「アニバーサリー月」の指定が可能なため、指定した月に限って還元率は1%となります。
 
国内、海外旅行傷害保険も付帯されています。国内旅行傷害保険は最高2,000万円が支給されますが、海外旅行傷害保険はカードの利用額により支給額が以下のように異なります。年間利用額が20万円以上の場合最高2,000万円、20万円未満の場合は最高100万円となります。
 
空港ラウンジサービスも付帯されていますが、国内主要空港7ヵ所と、ハワイ・ホノルル国際空港のラウンジに限ります。また、MUFGのゴールドカードには、三菱東京UFJ銀行のスーパー普通預金口座ATMにて時間外手数料が無料になるという特典もあります。
 
その他のゴールドカードと比較すると大きな特徴があまり見当たらないカードかもしれません。ただ、三菱東京UFJ銀行のスーパー普通預金口座を持っている方には確実にお得です。数は少ないのですが、空港ラウンジも利用できるので国内・ハワイ旅行に行くときにも役立つと考えられます。
 
→MUFGカード ゴールドの詳細を見る

■三井住友VISAプライムゴールドカード


三井住友VISAプライムゴールドカード

年会費:5,400円(税込) 初年度無料 29歳以下のみ申込可
 
こちらのカードもJCB GOLD EXTAGEと同じく20代の方しか入会できないゴールドカードです。年会費は初年度無料、次年度以降は5,400円(税込)です。WEB明細書の登録や「マイ・ペイすリボ」の登録/利用、また年間の利用額によっては年会費を最大1,500円まで値下げすることができます。
 
こちらもMUFGカードと同様、還元率は最大0.5%で決して高いものではありません。ただし、リボ払いの手数料が発生した分に関してのみ還元率は1%になります。また、年会費同様、年間利用額によっては次年度の還元率が最高0.8%に引き上げることができます。
 
国内、海外旅行傷害保険は自動付帯の場合には最高1,000万円、利用付帯の場合は最高5,000万円となります。さらに空港ラウンジサービスが付帯されていて、国内主要空港28ヵ所のラウンジが無料で利用できます。しかし国内の空港ラウンジに限定されている点はデメリットと言えるでしょう。
 
全国の高級旅館やホテルの予約サイト「relux」における3,000円の割引サービスや、年中無休で電話にて医療・健康・介護・育児等の相談ができる「ドクターコール24」サービスが受けられるのも特典の一つです。
 
三井住友VISAプライムゴールドカードは、安い年会費にしては、保険や各種付帯サービスが充実しています。なお、このカードはJCB GOLD EXTAGEと同様、会員の年齢が30代になると自動的に年会費10,000円の三井住友VISAゴールドカードに変更されますので注意しましょう。
 

■SBIゴールドカード


SBIゴールドカード

年会費:初年度3,240円(税込)、2年目以降5,400円(税込、年間30万円以上利用で2年目以降も3,000円)
 
住信SBIネット銀行を利用する方に特にお得なゴールドカードです。初年度の年会費が3,240円(税込)で、さらに年間30万円以上利用することで次年度も引き続き3,240円(税込)となります。メインカードとして利用する場合は使いやすいカードです。
 
還元率は基本0.3%~0.5%と高くはありませんが、ポイントの交換単位に応じて還元率は上がります。また、年間利用額によっても次年度の還元率は上昇します(最大1.2%)。これに加えて、6ヶ月間の利用金額に応じてボーナスポイントが付与されるのでポイントは比較的貯まりやすくなります。
 
国内、海外旅行傷害保険は最大3,000万円で、両者共に利用付帯というデメリットがありますが、海外・国内旅行傷害保険ともに自分がカードを持っているだけで家族まで保険が受けられる家族特約の保険という点は非常にメリットがあります。
 
また、年間最大100万円のショッピング保険に関しても、海外利用またはリボ払いでの利用分のみが対象となるため、保険面では少し制約があると思います。
 
上記サービス以外にも、500円で利用可能な国際線手荷物宅配優待サービス、代金引き落とし日を自由に設定できるサービス、支払い銀行口座を最大5つまで設定できるマルチバンクサービスなど、便利なサービスが充実しています。
 
また、住信SBIネット銀行の利用者がこのカードを利用するとさらにお得。本カードの決済口座に限って他行宛振込手数料が無料となるサービス、ATMの手数料が無料となるサービス、住信SBIネット銀行の外貨普通預金からドルで支払うことで海外でのドル決済に対する手数料を無料にするサービスが付帯されているからです。
 
この中でもドル決済サービスは海外において大変お得なサービスになるため十分利用する価値があります。
 
※他行宛振込手数料無料サービスやATM手数料無料サービスは「スマートプログラム」のランクに応じて1ヶ月の利用できる回数が異なります。
 
空港ラウンジサービスが付帯されてない点は残念ですが年会費が安く、使い方によっては非常にお得なゴールドカードです。
 
→SBIゴールドカードの詳細を見る

■イオンゴールドカード


イオンゴールドカード

年会費:無料

このカードはイオンカードのインビテーションでないと入会することができないゴールドカードです。
 
ポイント還元率やその他サービスはイオンカードと同様ですが、イオンゴールドカードには最高3,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯、最高3,000万円の国内旅行傷害保険が利用付帯されています。また、羽田空港のラウンジと全国イオン店内のラウンジが無料で利用できるラウンジサービスも付帯されています。空港ラウンジサービスが羽田空港に限定されてはいるものの、年会費無料でここまでのサービスが受けられるのは良い点でしょう。
 
ガッツリゴールドカードというよりは、イオンカードを利用してくれたお客さんに対するサービスアップカードと言ってもいいと思います。
 
→イオンゴールドカードの詳細を見る

■エポスゴールドカード


エポスゴールドカード

 年会費:基本5,400円(税込) エポスカード(一般)からインビテーションで入会すると無料 年間利用額50万円以上だと無料
 
通常、エポスゴールドカードに入会すると年会費は5,000円となりますが、エポスカード(一般)からインビテーションで入会すると年会費が永年無料となります。また、年会費5,000円で入会したとしても、年間50万円以上利用することで年会費は永年無料となります。さらにゴールドカードになるとポイントの有効期限が無制限となり、年間利用金額に応じてボーナスポイントも付与されます。
 
最高1,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯で、国内主要空港19ヵ所のラウンジとハワイ・ホノルル国際空港、韓国・仁川空港のラウンジが無料で利用できる空港ラウンジサービスも受けられます。さらに、世界38都市の現地デスクにて観光に役立つ情報や緊急時の対応などを日本語でサポートする海外サポートデスクも利用できるため海外旅行をする際にも役立ちます。
 
マルイで年間4回開催される会員限定のキャンペーン「マルコとマルオの7日間」の期間中にはマルイでの買い物が10%オフになる特典もあります。
 
マルイの利用が多く、国内・海外旅行に行く機会が多い方におすすめのゴールドカードです。
 
→エポスゴールドカードの詳細を見る

■年会費5,000円以下でもゴールドカードが手に入る!

今回ご紹介したゴールドカード、税抜で言うと全て年会費5,000円以下のカードです。1ヶ月に400円程度の年会費を支払うことで、このような多種多様なサービスが受けられるというのは大変魅力的なものではないでしょうか。ゴールドカードの中でもそれぞれ特徴やサービスは異なります。自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大事です。

■関連サイト
お得なカードがわかる「All About」のクレジットカード比較ランキング

(執筆:くれかでじお)

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