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ホームベースはかつて、四角形だった

野球場で使用するベース(塁)は、一・二・三塁ベースは四角形で、ホームベースだけ五角形になっています。実は、以前はホームベースも他の塁と同じ四角形でした。なぜ、四角形から五角形になったのでしょうか。

■審判が判定しやすいように五角形になった

すべてのベースが四角形だった時代、ホームベースも他の塁と同じく、キャッチャーの後ろにたつ球審から見てひし形に見えるように置かれていました。この置き方の場合、ひし形の頂点で左右のストライクゾーンを示す範囲を確認することになります。

つまり、内角・外角ぎりぎりの球をボールかストライクか判定する基準が「点」になってしまうため、誤審が発生する恐れがありました。くわえてピッチャーの投球技術の進歩に伴い、さまざまな変化球が生まれたため、判定がさらに難しくなる、という状況でした。


球審はホームベースの両端をストライクゾーンの基準にする

そこで、ストライクゾーンの端を「点」ではなく「線」にするため、四角形のベースの辺を、投球方向に平行に置くことで球審が判定しやすいようにしました。しかしそうすると、白線でひし形に示したフェアゾーンの頂点のひとつがなくなってしまいます。その部分を埋める形で、現在の五角形のホームベースが誕生しました。

ちなみに野球が生まれたばかりのころ、ホームベースは現在のようなゴム製ではなく、鉄板や大理石でできていたそうです。ヘッドスライディングしてぶつかるようなことがあったら、ちょっと痛そうですね……。

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