時事

見せてもらおうか、ガンダムフロント東京の魅力とやらを!

ガンダム
東京・お台場の複合型商業施設「ダイバーシティ東京」前に“連邦の白いヤツ”が再出現してから、はや2年。実物大ファーストガンダムは、今やお台場のランドマークといっても過言ではない存在になりました。そのダイバーシティ東京内に、ガンダムの情報発信基地『ガンダムフロント東京』があります。連日、多くのファンが詰めかけている文字通りガンダムの聖地には、まさにガンダムワールドにどっぷりと浸かれる展示が目白押しです。

■名シーン、名場面が甦るリアルな展示がズラリ!

『ガンダムフロント東京』はガンダムワールドを“リアル”に再現することにこだわっている施設。入場料1,000円~(小中学生は800円〜)を払えば有料ゾーンに入ることができますが、実物大ガンダムを見て喜んでいるぐらいでは、ランバ・ラルに「小僧」呼ばわりされてしまうレベルであることがよくわかります。

例えば、初代ガンダムのラストシーンでアムロが乗っていた『コアファイター』は1/1スケールで細部まで忠実に再現されています。展示場の前は「まだ、僕には帰れるところがあるんだ。こんなに嬉しいことはない」とララァに向かって語りかけたアムロの涙で濡れています!

アムロが脱出してきた宇宙要塞『ア・バオア・クー』も、約1/7,500スケールの模型が展示されています。ミニチュアとはいえ高さ約4.5m、直径約3mと迫力満点。その威容を目の当たりにすれば、「ジーク、ジオン!」と言いたくなる衝動に駆られそうなので、見学の際には周囲に人がいないか先に確かめておくべし。

他にもストライクフリーダムガンダムの1/1スケールの胸像、地球軌道上に漂うファーストガンダムを描いた約17mの巨大アートなど、まさに“リアル”なガンダムが勢ぞろい。さらにキャラクターとの記念写真が撮れるフォトスポットやガンダムシリーズのデータが閲覧できるアーカイブカウンターなど、ミュージアム機能もきちんと備えており、長い時間にわたって飽きずに楽しむことができそうです。

■ガンダム放映開始35年を記念したイベントも

機動戦士ガンダムが放送開始したのは1979年のこと。今年は放送開始35周年の節目の年でもありますので、ガンダム関連の記念イベントが各所で行われています。ここ、ガンダムフロント東京では『機動戦士ガンダム35周年展』を開催中。「BORN~1979年、衝撃の 誕生」「EXPAND~35年間広がる世界」「GROW~さらなる成長を続ける」の3つのコンセプトのもと、過去、現在、未来のガンダムワールドを浮き彫りにしています。

ちなみに35周年記念作品として先日、『機動戦士ガンダムUC』の最終話、episode7 「虹の彼方に」がリリースされました。ファンの間で様々な議論を巻き起こした作品ですが、今作でファーストガンダムを彩った3人のニュータイプの物語に一つの終止符が打たれただけに、UCを見終わった後にガンダムフロント東京に訪れると感慨深い気持ちに包まれること請け合いです。

シャアの幼少期を描き出す『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』の制作も決定済み。今秋にはガンダムの生みの親である富野由悠季監督制作の『ガンダム Gのレコンギスタ』もスタートします。ますますガンダムから目が離せなくなりそうな今だからこそ、ガンダムフロント東京へ訪れてその世界観を改めて楽しみましょう。

「君は、生き延びることができるか?」
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