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冬こそ温泉! 雪見露天風呂で極楽気分(東日本編)

東京も大雪に見舞われた今年の冬。それでも雪見露天風呂なら最高!一面銀世界の山々や、庭園に降る雪を眺めながら湯船につかるのは至福のひととき。今回は北海道から信州にかけての東日本エリアで、雪見露天風呂が楽しめる温泉地を紹介します。(※一部温泉は、時期によっては休業中の場合があります)

観光協会や旅館組合のページでは、関連する加盟宿泊施設のFacebookページが紹介されていることも多く、リンク集の役割を果たしているものもあるので、こちらもぜひチェックしてみてください。

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■北海道の大自然を満喫できる温泉地へ

北海道音更町で開催される「おとふけ十勝川白鳥まつり 彩凛華」
さらさらのパウダースノーが魅力の北海道。新千歳空港や札幌からアクセスしやすいのは、支笏湖畔の一軒宿、『丸駒温泉旅館』の湖に面した露天風呂は、源泉が足もとから湧出する珍しいもの。さらに季節によって湖と同様に水量が上下するというから驚きです。また、名湯として知られる登別温泉は、『登別観光協会』のFacebookページでイベントや観光スポットが紹介され、滞在のヒントになりそうです。

札幌からは離れますが、十勝川温泉は泉質自慢のモール温泉。『音更町十勝川温泉観光協会』では温泉地周辺の美しい風景を掲載しています。十勝は乳製品をはじめとする食べ物が美味。新千歳空港からバスを運行するほか、帯広駅から無料バスを運行するなどアクセスしやすくなっています。

■雪見温泉天国!東北のいで湯でしっぽり過ごす

しんしんと降り積もる雪に露天風呂……。旅情と居心地の良さを求めるならやはり東北。憧れの温泉地といえば秋田の乳頭温泉郷が筆頭に挙がります。『妙乃湯』には混浴露天風呂もあり、女性宿泊客には専用のバスタオルも貸してもらえますので混浴ビギナーにも向いています。岩手県では花巻の『大沢温泉』がFacebookページを設置。旅館タイプと湯治の自炊部があり、自炊を体験してみるのも楽しそうです。『星野リゾート』は、青森県にある古牧温泉の青森屋や界 津軽などの温泉宿も手がけています。同グループにはほかにも雪見露天風呂が期待できる宿もありそうです。

山形では『温泉米沢八湯会』に注目。豪雪地・山形県米沢市の8つの温泉、24軒の宿で構成されているのですが、白布温泉、姥湯温泉など一度は訪れたい老舗宿や秘湯が集まっています。福島の中でも、大河ドラマで話題の会津。『向瀧』は会津の奥座敷とも称される会津東山温泉にあり、雪深い中にたたずむ建物もステキです。東北自動車道でアクセスしやすいのは、二本松市の岳(だけ)温泉。白いにごり湯が魅力。『岳温泉観光協会』で行楽情報のチェックを。

■新潟ではひすい色の個性派温泉に注目!

鮮やかなエメラルドグリーンに輝く月岡温泉のお風呂は、不老長寿の湯としても有名
東京からいちばん近い新潟といえば、越後湯沢。駅前には温泉旅館が点在し、駅でも入浴できるという湯どころですが、中でもひときわ豪雪地かつ個性的な湯を体験するなら日本三大薬湯のひとつ、『松之山温泉』へ。一帯の温泉の総称なのですが、源泉の種類が豊富で、山の中なのに塩辛い温泉が出たり、ぬるめでゆったり入れる源泉や高温でぴりっとする源泉があったりと自然の神秘を感じられます。『山の森のホテル ふくずみ』には貸切露天風呂があります。また、新潟市内からクルマで1時間ほどの場所にある月岡温泉は、大正時代の石油掘削をきっかけに発見された温泉地ですが、独特の香りとエメラルドグリーンのお湯に驚きます。美肌の湯として有名なんですよ。『月岡温泉観光協会』の「いいね!」からも各宿にリンクがあります。

■栃木でかまくら?群馬で標高1800mの絶景露天

栃木や群馬などの北関東でも雪見露天風呂は楽しめます。栃木県なら、湯西川温泉や奥日光温泉あたりで雪見露天風呂が楽しめます。湯西川温泉の彩り湯かしき 『花と華』をみると積雪と寒さに驚かされます。1月26日から3月17日まで温泉街を中心にかまくら祭も開催。夜には手作りのかまくらに灯がともり、幻想的な風景が広がります。那須は温泉地としてもファンが多く、『那須観光協会』には温泉神社をはじめ雪景色がアップされています。

群馬県では日本有数の温泉地・草津や水上などがありますが、四万(しま)温泉で渓谷の雪景色を眺めながら湯治気分を味わってみては。飲用も可能で胃腸に効果ありといわれています。『四万温泉協会』では冬を楽しむための連泊プランを実施しており、宿自慢のオリジナル鍋がついて2泊で1万円~というお得な価格。秘湯好きにも人気があるのが万座温泉。硫黄濃度日本一の乳白色のにごり湯です。『万座温泉日進館』(旧万座温泉ホテル)。標高1800mの露天風呂から眺める冬の朝焼けは神々しいものがあります。雪道運転に自信がなければ、新宿からの送迎バスつきプランが便利です。

■名湯揃いの信州、温泉街で選ぶかロケーションで選ぶか

『泡の湯』の大露天風呂。温度や湿度により、乳白色の湯色が変化するそう
関東だけでなく関西、東海からもアクセスしやすい信州。さらに「天然温泉かけ流しは当たり前」という温泉地も多数ありますが、スキーと温泉街の風情を楽しむなら野沢温泉。旅館や民宿など気取らない宿が多いのも魅力。温泉に野沢菜に日本酒…贅沢です。『野沢温泉旅館組合』にも温泉街の様子がうかがえる投稿があります。手ぬぐいに御朱印を受けながら共同湯の湯巡りもしてみては。『渋温泉旅館組合』には積雪情報なども掲載されているので参考になります。

ロケーションと泉質で不変の人気を誇る白骨温泉。冬は一面雪に覆われ、水墨画のような風景。乳白色の温泉は肌にやさしい感触。飲用できる源泉で作った温泉がゆは胃にやさしくしみわたります。『泡の湯』や『つるや旅館』などが公式Facebookページを設置しています。
スキー好き&美肌を求める女子には『白馬八方温泉』がおすすめ。日本有数の蛇紋岩地層より湧出する高アルカリ温泉が自慢。そのうちのひとつ、日帰り温泉「みみずくの湯」では露天風呂からは白馬三山を背景に八方尾根を一望できます(冬期休業中)。毎年3月からの早春営業では、雪景色の露天風呂が楽しめます。

温泉宿に着いてまわりを観光したくなったら、Facebook公式アプリのメニューバーにある「付近の情報」で、周辺施設をチェックしてみましょう(使い方は、『意外な場所が見つかる?スポット機能が大幅リニューアル!』をご覧下さい)。地元の意外な穴場スポットが見つかるかもしれませんよ。道路だけでなく、露天風呂でも床が凍っていることも。くれぐれも足もとには気をつけて楽しんできてくださいね。

次回は西日本編をお送りします!



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