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日本に地下神殿があった!? その正体とは

首都圏外郭放水路
この写真を見て、どこなのか分かりますか?どこかの世界遺産? と思ってしまうような光景ですが、実は埼玉県の春日部市にある「首都圏外郭放水路(しゅとけんがいかくほうすいろ)」という地下施設です。地下神殿とも呼ばれるこの施設は、なぜできたのでしょうか。

■この施設の役割

この施設の近辺には中川をはじめとした河川があり、大雨になるとたびたび水害が起きていました。梅雨や台風などで周辺河川が増水した際に、この首都圏外郭放水路に水を逃し、浸水被害の軽減させる目的でつくられました。平成14年から運用が開始され、毎年7回ほど洪水を処理して近隣の水害を防いでいます。

■規格外のスケール

重量500tの柱が59本も並ぶこの地下施設は、総延長6.3km。最新のテクノロジーで運用・管理され、ここに溜まった水は江戸川に放水される仕組みになっています。

この迫力の地下神殿は一人から見学可能。見学には事前予約が必要で、サイトから予約できます。すぐに定員になるほどの人気ですので、ご興味がある方はお早めにお申込みください。

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