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今熱い!被災地ドラマで知る東北の魅力(後編)

前回紹介した『あまちゃん』『八重の桜』『ラジオ』の“被災地ドラマ”。その舞台になっている東北各地には今、多くの観光客が訪れています。中には震災前を凌駕する活気に包まれている地域も。今回はドラマの舞台となった現地の情報が満載のFacebookページを、現地グルメを交えつつ取り上げます。行楽シーズンにドラマゆかりの地めぐりの旅をしてみてはいかが?

◆関連情報
今熱い!被災地ドラマで知る東北の魅力(前編)

■まめぶ汁を食べて海女さん気分に――『あまちゃん』(岩手県久慈市)

B-1グランプリに2年連続で参戦している、岩手県の郷土料理「まめぶ汁」
ロケ地である岩手県久慈市には、ゴールデンウィーク中、大勢の観光客が押し寄せました。その数は前年比2倍に達したといいますから驚きです。市内にはドラマ中で北三陸市観光協会として描かれている「旧駅前デパート」の建物、主人公のアキらが海に潜る小袖海岸にある「小袖海女センター」、北三陸鉄道として描かれている「三陸鉄道」など、ドラマファンならぜひ訪れたいスポットが目白押し。今後、久慈市も『あまちゃん』を軸にした観光PRに力を入れるようですので、さらにお楽しみが広がるかもしれません。

『あまちゃん』のグルメと言えば、真っ先に思いつくのが「まめぶ汁」。黒砂糖とクルミを入れた小麦の団子を丸めて、ニンジンやゴボウ、豆腐、きのこなどと煮た醤油味の汁物で、作中でも海女たちが観光客に振る舞うシーンが登場しました。もともとは久慈市に吸収された旧山形村の郷土料理だったのが、B-1グランプリに挑戦するなどしていつの間にか地元代表の味覚になったそうです。Facebook上では「久慈まめぶ部屋」などで情報が得られます。

■名高い観光地だけに情報が充実――『八重の桜』(福島県会津若松市)

ソース味の焼きそばにカレーをトッピングした「カレー焼きそば」
ドラマ効果で多くの観光客が押し寄せたと言えば、『八重の桜』の会津若松市も同様です。連休中は市内各地で大渋滞が発生するほどの大賑わいを見せました。白虎隊の悲劇で有名な飯盛山をはじめ、かねてから全国に名を轟かせる観光名所を持つ会津若松だけあって、Facebook上でも観光情報が充実していますが、ドラマ関連なら「八重の桜プロジェクト」が代表格。平成26年1月までの期間限定で設けられた「大河ドラマ館」などの情報を提供していますので、現地で八重の桜の世界にどっぷりつかりたい方はオススメです。

また、「極上の会津」なら、会津若松市内の観光情報が満載されています。古い城下町らしく、市街地ならいたるところに八重たちの足跡が残されていますので、サイトを参考にしながら、ぶらりと市内散策してみては?
ご当地グルメもたくさんある街ですが、ここではカレー焼きそばをご紹介しましょう。市内在住のアラフォー世代なら青春時代に一度は食していたソウルフードですが、いつの間にか会津若松市を代表するB級グルメに成長しました。今では市内各地の食堂・レストランで食べることができます。Facebookページとしては「会津カレー焼きそばの会」があります。

■「女川どうしよう」グッズも手に入る――『ラジオ』(宮城県女川町)

最後は『ラジオ』の女川町。東日本大震災では津波によって壊滅的な被害を受けた街ですが、ぜひ被災地を見に来てくれと真っ先に声を上げた地域の一つです。中でもドラマに登場した蒲鉾店のモデルになった「高政」などは、早くから復興に向けて頑張ってきました。
劇中に登場した「女川どうしよう」ステッカーなどは高政のオリジナルグッズ。もちろん伝説のバラエティ番組『水曜どうでしょう』のオマージュであり、“公認非公式グッズ”なのだそうです。また、ドラマの中心的な舞台である女川さいがいFMも基本的には見学OKとはなっていますが、少人数運営の局ですのでHPにあるルールに則るのを忘れずに。

女川を代表するグルメと言えば、「女川カレー」に注目したいところ。震災後、女川名物を作りたいという思いから、炊き出しとして避難所で作っていたカレーをもとに商品化されました。震災という苦難をエネルギーに変えて、前を向いて走ろうとする女川の方々の力強い意志が、女川カレーという存在からひしひしと伝わってきます。
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