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帰省したつもりになってアンテナショップを満喫しよう

夏休みシーズンですが、みなさんは満喫されていらっしゃるでしょうか。海外旅行や国内でのレジャーとともに、夏休みの定番イベントといえば、故郷への帰省。家族に元気な顔を見せ、自分の生まれ育ったルーツに立ち返る、大事な時間です。とはいえ、忙しさのあまり地元に帰る時間がない…という人も、当然いますよね。そんなときは、身近にあるアンテナショップへGO! 各都道府県が運営するアンテナショップには、各地域の特産品が並び、観光案内コーナーが設置されています。地域色で溢れているため、郷愁を喚起されますよ。今回はFacebookを通じて、アクティブに情報発信を行っているアンテナショップを紹介します。

■生まれ故郷の味、文化にあらためて触れる

北海道フーディスト」では、オトナが喜ぶウニ、カニなどの魚介類から、子どもが大好きなフルーツやオリジナルスイールの画像がいっぱいで、タイムラインを見ているだけでお腹が鳴りそう! 名産のお茶、お酒などの試飲、試食販売についての情報が多く、思わず足を向けたくなるのが「茨城マルシェ」。直販に来た農家や蔵元の写真も頻出し、作り手の顔が見えて安心です。また、「まるごと高知」は夏らしいフードに力が入っています。旬の鰹、ところてん、名産品の柑橘「小夏」と、盛夏ならではのラインナップが爽やか!

歴史を誇る地域のアンテナショップは、文化面での発信も盛んです。「京都館」では、連載コラム投稿「京都からの季節のたより」があり、四季を感じるタイムラインに仕上がっています。「奈良まほろば館」では、歴史を学ぶ講座やパネル展など、奈良をより深く知ってもらうためのイベントに注力しています。イベントによっては元祖ご当地キャラ「せんと君」も登場するので、ファミリーでのお出かけにも◎です。

■新スタイルのショップガ地元を盛り上げる

アンテナショップのなかには、飲食店を併設したところも多いので、訪れるときにはお腹を空かせておきたいものです。鳥取県アンテナショップ・レストラン 「トットリーネ」のFacebookページには、コースメニューが掲載されているほか、魚介の入荷情報もあり、その新鮮な様子に食欲がそそられます。

また、ニュースタイルなアンテナショップとして注目を集めているのが、JR上野駅構内にある「のもの」です。JR東日本グループが進める地域再発見プロジェクトの一環として2012年にオープン。一定期間ごとに、東日本を中心とした各地の“旬のもの、地のもの、縁(ゆかり)のもの”を扱い、地元と一緒になってその地域の魅力を紹介します。2013年8月21日までは福島“のもの”を開催。品揃えは、タイムラインをチェック!

帰省する時間がなくても、都内で故郷の味を楽しみ、そこで育まれた文化に触れられるアンテナショップ。ほかにも子どものころ家族で旅行をしたふるさと近県のショップを訪ねるなど、楽しみ方はいろいろ。ここで気持ちをリフレッシュすれば、夏も元気に乗り切れますね。
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