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テレビで紹介されないストーリーを知れば、高校野球観戦はもっと楽しくなる!

高校野球をもっと楽しく観戦する方法

高校野球観戦
毎年、炎天下のもと熱戦が繰り広げられる高校野球。その高校野球をもっと楽しく観戦する方法をご紹介します。

■選手の出身中学を調べる

夏の高校野球全国大会は各都道府県の代表校が甲子園の晴れ舞台に登場してくるわけですが、強豪校の多くは選手が地元の中学校出身ではないケースがほとんどです。北海道の代表校なのに、選手の8割が東京や大阪の中学校出身だったりするケースはよくありますので、これでは「おらが村の球児感」を楽しむ事はできません。

ネットや雑誌の出場高校の選手名鑑を見ると、ほとんどのケースで出身中学(出身地の場合もあり)が掲載されていますので、それらの情報を元に「地元指数」を割り出してみると、もっと感情移入をして観ることができます。出身の都道府県の出場校はもちろんですが、「メイドインその県」指数が高い高校を応援したいものですよね。

■もう1人の主役、ブランスバンド

高校野球のもう1人の主役といえば、アルプススタンドで熱心な応援を繰り広げるブランスバンド部の生徒たちです。彼らの中には「甲子園のあのアルプススタンドで演奏したい!」という夢を持ち、あえて野球の強豪校に入って夢の舞台で演奏している生徒が多いことはあまり知られていません。

「こんな暑い中で応援させられて大変だ」と思って見ている方も多いかも知れませんが、実際には「夢舞台で演奏できて、こんな幸せはないです!」という思いで一生懸命楽器の演奏をしているのが真実です。そのようなストーリーがある事を知りながら演奏を聴いていると、音色もまた違った趣で聴こえてくるものです。これも甲子園ならではの楽しみ方といえますね。

■「審判」にも注目

壮絶な地方予選を勝ち抜き、甲子園という晴れ舞台に立っている高校球児たち。彼らはいわば「選ばれた存在」として甲子園で主役として活躍してくれるわけですが、脇役である審判も実は相当な「選ばれた存在」である事をご存じの方は少ないかと思います。

高校野球の審判はアマチュアの審判ですが、甲子園でジャッジをする審判は、各都道府県で一番ウマイ!とされる審判が推薦方式で選ばれて甲子園の晴れ舞台に登場します。しかも、この推薦審判の枠が回ってくるのは各都道府県6年に1回。例えば今年の甲子園に神奈川県の審判が登場したら、次に神奈川の順番が回ってくるのは6年後の2020年。そのようなストーリーを知った上で観戦すると、審判のジャッジも楽しむ事ができるようになります。

高校野球にはテレビで紹介されないインサイドストーリーがたくさんあります。今年はそれらをチェックして高校野球を観戦されてみてはいかがでしょうか。

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